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地域に貢献する人材を育成
 —吉備国際大学地域創成農学部(兵庫県南あわじ市)の1期生が今春卒業しました。
 1期生の進路は、農業生産法人や食品関係、農業機械、公務員など専門分野を生かした職域が中心で、好結果を得られました。同学部の特長は、農業の盛んな淡路島でプロから指導を受けながら実習し、生産の喜びを体感できること。そして、経営や食品加工、流通といった、農業関連のさまざまな分野を幅広く学習し、専門分野へと進みます。学生たちは高齢化が進む淡路島の農家でアルバイトするなど地域にすっかり溶け込んでいます。卒業後は、古里に帰っても海外に出ても、それぞれの地域に貢献できる人材として活躍することを願っています。
 —女子サッカーの吉備国際大学シャルムは昨季、なでしこリーグ2部で踏ん張り、残留を決めました。
 戦績は重要ですが、あくまで大学のクラブ活動の一環で、学生として育て、社会に送り出すのが大学の使命です。学業や資格取得をおろそかにせず、スポーツと両立していけば強い精神力が養えます。シャルムは地域の子どもたちとの交流も盛んで、大学のシンボルの一つになってくれています。
 —生活困窮世帯の子どもたちに無償で食品を提供する「順正デリシャスフードキッズクラブ」の反響は。
 1年半前に始め、食品を提供している世帯は、今では当初の10倍超の約200世帯に増加。「救いの手」に感謝しています。主食のお米や塩などが基本ですが、昨年のクリスマスには、お菓子やぬいぐるみを詰めたプレゼントを大勢の子どもたちに贈ることができ、大変喜んでいただけました。学園のボランティアセンターを中心に活動を続けており、学生の登録者は40人。送り先の家族構成や食品アレルギーの有無などをチェックしながらきめ細かく対応しています。学生たちにとっても、日本の貧困問題を考える契機となり、社会に貢献することの意義を体感する教育効果は大きいと思います。
 —社会人の方も受講できるシステムが始まりますね。
 「科目等履修生」という制度で、日本文化や経済、生き方といったテーマで行う講義を新年度から一般開放する試みです。人間国宝の漆芸作家室瀬和美氏や、高梁市出身の京セラ元会長伊藤謙介氏など各界の一流の講師陣を招く予定で、社会人や一線をリタイアした人たちの学びをお手伝いします。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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