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2018トップインタビュー




“体性”豊かな子どもを育成へ
 —来春に付属の認定こども園を開園されるそうですね。
 来年4月、中国学園に程近い場所に、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ「幼保連携型認定こども園」を開園する予定です。園の特徴は、大学と連携した質の高い教育と保育が受けられること。自然豊かな環境で、栄養学を学ぶ学生と共に畑で野菜を作って一緒に食べることや、大学の英語や音楽教育、スポーツを通して、知性と感性、そして“体性”の豊かな子どもを育てていきたいと考えています。
 —中国学園では、以前から「学生主体の大学」をテーマにされています。
 AI(人工知能)やロボットなどの技術が発達する現代の恵まれた環境の中で、若者は「自分で考える」「切り開く」意識が少なくなっていると感じます。本学は以前から「自分で主体的に考え、行動できる」学生を育成。その一つがボランティア活動であり、東日本大震災に際しては、学生がボランティア活動を企画・運営し、9回にわたって被災地に足を運びました。また、保育系の学生は本学の図書館で子どもたちに絵本の読み聞かせをしたり、小・中学校に出向いて給食の世話をしたりするなど、地域の中で主体的にさまざまな活動を行っています。
 —今年は「エンゲージメント(やる気)の向上」を目標にされています。
 昨年、米国のある調査会社が世界各国の企業を対象に従業員のエンゲージメントについて調査したところ、139カ国中日本は132位で、やる気がある人は全体のわずか6%でした。私はこの状況を憂い、今年のテーマを「原点回帰」とし、「エンゲージメントの向上を目指して」を副題にしました。教職員はいま一度、本学で教えるということ、働くとはどういうことかを問い直し、やる気を持って学園のために何ができるか、原点に立ち返ってほしい。そして本学の一員として、学生を立派な社会人に育てることを第一に考えてもらいたいと思います。また「自分が学んで得た感動をみんなに伝えたい」という教育の基本に立ち戻り、学園全体のエンゲージメントの向上を目指していきます。
 本学は、地域とのつながりを非常に重視してきましたが、国際教養学部が設立後4年目を迎え、今後は地域の良さを世界に発信できるような、ローカルからグローバルへ羽ばたく「ローバル」な人材育成にも力を入れてまいります。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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