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2018トップインタビュー




電力変化の時代へ果敢に挑戦
 —2017年度を振り返って。
 電力の小売全面自由化から2年目を迎え、中国地域にも大手電力をはじめ多数の小売事業者が参入するなど、本格的な競争の時代を迎えました。併せて、平成32年4月までに送配電事業の法的分離(分社化)が求められるなど、電力業界はこれまでになく大きく変化しています。こうした変化への準備として、組織や業務運営を大きく見直し、送配電業務を集約した「送配電カンパニー」を設置するなど、変化の時代に向けてのスタートを切りました。また発電事業では、他社と共同で開発を進めている広島県海田、千葉、福島県小名浜で新たな事業会社を設立するなど、さらなる成長のための体制整備を行った1年でした。
 —どのような課題がありますか。
 当社は経年火力発電所の高稼働運転によって供給力を確保している状態が続いています。需給状況の改善と経営の安定化を図るためには、島根原子力発電所の再稼働が不可欠です。再稼働に向けて、本年度が節目の年となるよう、地域の皆さまのご理解を得ながら取り組んでいきます。
 同時に売り上げ拡大、コスト削減、効率化の徹底によって強固な経営体質を実現していくのも課題の一つです。そのためには従来の枠組みに納まることなく、今日的視点に立って、大胆に変革に向けてチャレンジすることが必要です。2年後には送配電部門を別会社とする予定ですが、分社後も「良質で低廉な電気を安定的にお届けする」という私どもの使命に変わりはなく、分社化を円滑に実施するため、しっかり準備を行ってまいります。
 —今後の抱負をお聞かせください。
 本年度は、三隅発電所2号機、海田と小名浜のバイオマス発電所の建設に着工する予定です。また、海外事業としてマレーシアに建設中の火力発電所も、来年の運転開始に向けて着実に進捗(しんちょく)しています。販売事業では、電気料金でポイントがたまる会員制WEBサイト「ぐっとずっと。クラブ」やライフスタイルに合わせて選べる料金メニュー「ぐっとずっと。プラン」が順調に加入口数を増やしており、販売活動を精力的に展開していきます。デジタル革命の到来で、これからは電気事業のあり方も変わっていくかもしれません。こうした時代にあって、当社は果敢にチャレンジし、効率化やサービスの拡充に努めながら、皆さまに選ばれ続ける会社を目指していく所存です。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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