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2018トップインタビュー




ナノテク技術で暮らし支える
 —ナノテクノロジーを駆使して「機能材料」を製造されています。
 主な製品は磁気記録テープ用のメタル粉、積層セラミックコンデンサー外部電極用の銅粉、胃レントゲン撮影用の硫酸バリウム粉です。中でもキー商品であるメタル粉は特性・品質で他の追随を許さず、世界シェアのほぼ100%。高容量の記録テープが実現し、ビッグデータを活用した高度情報社会の一翼を担っています。硫酸バリウム粉は国内シェアの50%。銅粉はスマートフォンなど電子機器の普及に応じて需要が活発化。いずれも見えないところで暮らしを支えています。
 —研究開発が軸になりますね。
 厳しい競争の中にあるエレクトロニクス業界にあって、開発力は欠かせません。DOWAエレクトロニクスグループの中で当社は最大の研究開発拠点です。3年前に研究棟を新設し、約90人の研究員が常時、数テーマの研究に同時進行で取り組んでいます。その中から新製品も生まれ、4月にも燃料電池用素材の生産を始めます。家庭用、産業用への利用が期待されます。培った粉体技術をさらに磨き、他社がまねのできない製品づくりを進めていきますが、メーカーとしての基本を忘れず、品質管理に万全を尽くしていきます。
 —グループ会社が新たな事業を始められますね。
 岡山市の学校給食施設や大型レストランなどから出る廃食材を発酵処理し、取り出したメタンガスを燃料に発電する事業です。肥料もできます。まだ実証実験の段階ですが、ビジネスモデルを確立できれば、ごみ問題の解決にも役立つと考えています。
 —地域貢献として「花回廊プロジェクト」に取り組まれています。
 当社にゆかりの児島湖周辺を花いっぱいのウオーターフロントにし、皆さまに楽しんでいただこう—と始めて11年目です。多くの市民にご参加いただいて植樹した河津桜は5700本を超えました。花回廊ゴルフコースを会場にした春の「さくらまつり」はすっかり恒例となり、秋の「ヒガンバナ見学会」も定着しました。「さくらまつり」は子ども向けのイベント、ステージ、地元の特産品やグルメが並ぶ露店などいずれも地元の人たちの手づくり。今年(3月11日)も約2万人のお客様でにぎわいました。おかやまマラソンへの協賛を含め、こうした地元貢献を続けていきます。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2018年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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