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世界の先端企業とつながる
 —最近の業況はいかがですか。
 当社の両輪の工作機械部門、産業機械部門がともに好調です。精密な金型分野、特に微細加工に力を入れています。
 —昨年は、従来機より大型の加工物に対応した新型マシニングセンター(MC、複合工作機)を開発されました。
 11月の展示会で発表し、好評でした。IoT(モノのインターネット)技術を応用し、より精密で高付加価値の加工ができます。リニアモーターを使って駆動。市場として伸びている燃料電池セパレーターの金型、自動車ヘッドライトレンズの金型などが対象です。機械が自らコントロールして温度管理し、変形を防ぐ独自の仕組みです。新しい技術で、中国など海外市場へチャレンジしていきます。
 —岡山県里庄町の本社では、設備の新設が続いています。昨年3月には、第3工場の増築が完成しました。室温を一定に保つ恒温組立工場とうかがっています。
 航空機部品の需要増に対応し、フル稼働、フル生産の状況です。削りにくい素材を精度よく加工できるのが特徴。航空機エンジンメーカー向けに、いいタイミングで稼働できたと感じています。売上高の海外比率も、50%へ高めていきたいと考えています。
 —さらに、昨年6月には本社に新工場が完成しました。
 産業機械部門で、中国の液晶パネルメーカー向けです。業界最大サイズの液晶テレビパネル用に、カラーフィルター製造装置を生産します。クリーンルームでの生産が特徴です。
 —従業員の家族を対象にした工場見学会も企画されました。子どもたちから「お父さんの仕事がよく分かった」との声が上がっていたようですね。
 工作機械の世界は、なかなか分かってもらえません。従業員の家族でもそうです。3世代で参加した家族もありました。従業員本人が家族を案内しました。今後は技術の伝承にも努めていきたいですし、世代にばらつきが出ないよう従業員を採用していきたい。現場主義に立ち、地道なやり方で少しずつ成長していきたいと考えています。アジア全体が今後の有望なマーケット。インドなどは今後、大きな市場になりそうです。世界の先端企業とダイレクトにつながっている工作機械の仕事の面白さを、もっと知っていただきたいと思っています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2017年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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