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ものづくりで「岡山発世界へ」
 —業況はいかがですか。先端技術を生かし、航空機分野の受注が好調のようで、設備増強も進んでいますね。
 受注は国内、海外とも好調です。主力のマシニングセンター(複合加工機、MC)は、米国企業のジェットエンジン部品の加工用に、いろいろな機種を開発してきました。これに対応し、3月には本社第3工場の増築が完成したばかりです。内部の温度を一定に保つ恒温組立工場です。ほかにも、微細加工の分野で、携帯電話のレンズやコネクターなどの金型、EV車の燃料電池向けなども順調です。また、自動車各社のレースエンジンにも採用されています。加工しにくい材料や、微細な加工が必要な分野などを得意にしています。6月には、産業機械の組み立て用に、クリーンルームの新工場が完成します。
 —海外市場への比率が、高まっているようですね。
 海外での売り上げアップが、ここ数年のテーマでした。かつては全体の3割ほどでしたが、今では4割程度にまで高まってきています。これを5割にまで引き上げたい。従来は、アジア向けが中心でしたが、ここ2年ほどは米国向けに力を入れています。
 —海外戦略を進めるには、国際性のある人材が求められますね。
 世界に販売するためには、グローバルな人材の育成が必要。英語などの語学力のあるエンジニアの採用を進め、いい人材が集まってきています。社内では週4回英語の勉強会を開いています。学生には、工作機械について、もっと知ってもらいたいなと感じています。ものづくりの魅力を味わえますよ。自動車、航空機、携帯電話…いろいろな最先端の分野で、大手企業と一緒になってダイナミックな仕事ができます。日本の工作機械は、世界でも競争力が高い。都会でなくても、岡山の地で世界と関わることができます。女性エンジニアも毎年採用しています。
 —今後の有望な分野は。
 製造現場のデジタル化など、情報処理の分野にも力を入れていきます。設計する能力と、熟練した製造技能をミックスしないとできませんが、これこそ当社の強みです。
 —海外生産も検討されていますか。
 上海やシカゴに現地法人を設けていますが、製造はすべて里庄です。当社の軸は、ものづくり。岡山から技術を発信し、世界に広げていきたいと思っています。



企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2016年4月1日付 山陽新聞朝刊に掲載したものです。
※役職名や内容は取材時のものです。

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