INTERVIEW

― 新人座談会 ―

山陽新聞社は、2018年度も新しい仲間を迎えました。そのうち新聞記者と営業職の3人が、入社してからの約半年間を座談会形式で振り返りました。
みなさんと年齢が近い若手社員の声を、ぜひ参考にしてください。

(肩書は2018年12月現在)

編集局報道部

小川 耕平

人文・文化学群卒
岡山県出身
玉野支社

内田 貴大

体育学部卒
岡山県出身
営業局広告部

難波 和佳奈

文学部卒
岡山県出身

―なぜ、山陽新聞社に入社したいと思ったのでしょう。

小川:文章を書くのは好きでしたが、記者志望だったわけではありません。1dayインターンシップで、社員の方に「記者に向いているかも」と言われ、一気に志望度が上がったという感じです。

内田

:私も、印象で決めたというのが正直なところです。説明会でたまたま立ち寄った山陽新聞社のブースで、話していた記者が、見た目も、話していることも格好良くて。聞けば聞くほど、一カ所でじっとしていられない自分の性格に合っているかも、面白そう!と思いました。

難波

:生まれ育った岡山の良さを多くの人に伝えられる仕事をしたくて、就活中はアパレルや金融などいろんな業種を回りました。新聞社の営業は、お客様と対話しながら一緒に商品を作り上げていくと知り、いいなと思いました。紙面を通じて岡山の魅力を発信できる、というのが決め手でしたね。

―「職種のデパート」ともいわれる新聞社。みなさんの普段の仕事は。

難波:朝、新聞整理やメールチェックをしてから、社内外の打ち合わせや営業活動に出掛けます。営業エリアは県東部を任されているのですが、最初は道も地名の読み方もわからず、移動だけで四苦八苦でした。広告主はもちろん、デザイン事務所や広告代理店との調整、原稿チェックなど、業務は幅広いです。

内田

:9月に玉野支社に赴任し、警察、消防、海保(玉野海上保安部)を担当しています。今のところ特に大きな事件事故はなく、毎日顔を出して信頼関係を築いている最中。普段は小、中学校のイベントを取材することが多いです。記事を見た読者や取材先から直接「ありがとう」と言ってもらえる距離感は、支社ならではですね。

小川

: JR西日本岡山支社内にある記者クラブで、鉄道や気象、大学などのニュースを書いています。記者の基本ですが、自分でネタを取ってきて書くことが多い部署です。自分で取材予定を入れ、書く時間などの配分を考えます。7月に起きた西日本豪雨では、発生から約1カ月間、倉敷市真備町に入って避難所などで取材しました。

―入社してから新しい発見はありましたか。

小川:取材先で会う地域の人がとても優しくて驚きました。地元紙なので、特に身近に感じてくださっているようです。読者のそばにある新聞なんだな、と再認識しました。

内田

:先輩と一緒に長期間木下大サーカスを取材し、体験ルポを書くために空中ブランコに挑戦しました。成功はしなかったのですが、超満員の客席から拍手と歓声をもらい、夢のような時間でした。こんな体験ができるなんて、1年前には想像もできなかったです。もちろんいいことばかりではなく、支社の少ない人数で紙面を埋める大変さも痛感しているところですが、普通の人ができないことを経験できる記者職は、面白いです。

難波

:営業局での発見といえば、最初はすごく厳しそうに見えた先輩たちが、実はとてもいい人ばかりだということです。仕事がうまくいかないとさりげなくフォローやアドバイスをしてくれ、時には仕事以外の話題でも盛り上がります。プライドを持って働いている姿に憧れます。

―仕事でのエピソードを教えてください。

難波:先日初めて、企画から立案まで自分で手掛けたイベントの告知広告が掲載になりました。新聞で新規イベントがあることを知り、主催者に提案営業をして手探りで準備を進めました。台風の影響で日程は短縮されたものの無事行われ、おまけに集客もよく、お客様に満足していただけたので達成感がありました。

小川

:中学生のころから文章を書くのが好きで、文字で表現することには慣れていたつもりでしたが、記事は難しい。取材が足りなかったりうまく理解できなかったりして、締め切りが迫ってもなかなか仕上げられません。この前もそれで失敗しました。次の瞬間、どんな事件事故が発生するかわからない職場です。仕事はスピード感を持って仕上げていきたいです。

内田

:前任の報道部の時、西日本豪雨の関連で、ボランティアを活動場所まで車で送る倉敷市真備町の「送迎ボランティア」が不足しているという記事を書きました。歩き回って自分で見つけたネタです。掲載後、ボランティア数が増えたそうで、会社にお礼の電話が入ったと聞きました。記事を読んだ人が実際に行動に移してくれたのですよね。少しですが世の中の役に立てた気がして嬉しかったです。

―これからの目標と、山陽新聞社を志す人へのメッセージをお願いします!!

内田:取材先が伝えたいニュアンスや考えを記事に反映させられる記者になりたいです。記者職はやりがいや得るものがたくさんあり、とても魅力的な仕事です。とはいえ楽ではありません。やりがい、ブランド、休み…など重視する項目はたくさんありますが、自分は何に重きを置くのか、就活生にはよく考えてもらいたいですね。

小川

:目標はニュースの価値判断ができるようになること。そのために、しっかり新聞を読むとともに、どんな小さな記事でも、取材から執筆まで一つ一つを丁寧にするよう心掛けていきたいです。就活生には、志望度が低い企業の説明会でも、ぜひ、参加してもらいたいですね。私のように、思わぬ出合いがあるかもしれません。まっすぐ向かってくる人も、寄り道しながら来る人も、山陽新聞社は受け入れてくれます。納得できる就活をしてください。

難波

:一つずつの経験からできるだけ多くのことを吸収し、より良い紙面づくりに貢献できるようになりたいです。就活中は、落ち込むこともありますよね。でも、あきらめるのは簡単です。自分がここだ、と思った会社には全力で向き合ってください。きっと熱意は届くはず。応援しています!