INTERVIEW

- 現場を駆ける先輩たち -

(写真はコロナ禍以前に撮影したものもあります)

経済部の仕事


幅広い分野を担当

 観光、医療福祉など幅広い分野を任されています。業界や企業ごとに発表やイベントのスケジュールはバラバラ。会社や業界団体を日々訪ね、常に情報収集に努めています。取材先で聞くのは「○○のアイデアがヒントになった」「開発部の○○が頑張った」といった声。数字を追い掛けるイメージが強い部署ですが、行きつく先はやっぱり「人」です。

思い出


経済記事は人の歩み

 取材相手は主に経営者。最前線に立つ社員の存在感に驚くこともよくあります。時には、新製品の企画やデザインなどで個性を発揮している若い社員にも出会います。同世代の社員が企業を動かしていると思うと、刺激的。企業によって歴史や風土は異なりますが、人を生かしている組織は強い。経済記事は、人の歩みを取り上げていると感じます。

私の仕事って?


胆力を持ちたい

 “いい話”をニュースにするのは楽しい。でも世の中はきれいごとだけで回っているわけではありません。マイナス面の取材は厳しいことが多いですが、何が問題になっているかをクリアにできれば、解決の糸口を掴めるかもしれません。人々にあらゆる情報を届けるメディアの役割を果たすため、どんな場所、相手であっても取材ができる胆力を持ちたいです。

一日のスケジュール


8:00 起床。アプリで紙面PDFやニュースを見ながら身支度
10:00 取材先の企業に直行
予定していた取材だけでなく、雑談もしながら面白い新事業の計画や企業などの情報がないか探る
12:00 記者クラブに戻りながら昼食
13:00 取材した話題を原稿にまとめる。記者クラブにいる先輩記者たちに取材時に聞いた話を報告し、地域に新しい動きがないか情報をすりあわせる
15:00 記者クラブで決算発表の対応、原稿の執筆
18:00 原稿を書いたり、その日組まれる原稿を改めてチェックしたりする。翌日の取材準備も
21:00 帰宅

山本 唯菜(やまもと ゆいな)

編集局報道本部経済部

2019年4月入社。文学部卒。

経済部、津山支社を経て、23年3月から現職。休みには一日家にこもって没頭するほどのゲーム好き。