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2021トップインタビュー




50期へ向け「創造と継承」テーマ
 —50期に向けての経営指針を。
 40期から種をまいてきた事業がいずれも着実に成長し47期を迎えました。次なる中期経営計画として、今期は「創造と継承」をテーマに掲げています。ものづくりには、創り出し壊すことも必要ですが、今は未来へ継いでいくことに意識を向け、残すべきものを明確にしていきたい。将来も楽しく働ける会社であるために「人に軸を置く」経営に一層力を注いでいきます。
 —事業集約化にも着手されました。
 基幹事業である建築設備工事、消防設備工事に加え、太陽光発電などのエネルギー、アグリ、コンサルティングなど7事業を有機的に結び付けてきました。新型コロナ禍という特殊事象や加速度的なITの発達などに鑑み、将来に向かい必要とされる事業への「選択と集中」に着手したい。例えば消防設備事業は、将来的には防災やBCP(事業継続計画)対策に集約されると予想しています。現在の強みを生かしつつ新しいビジョンを描くなら、建築設備工事、防災レジリエンス(強靭(きょうじん)化)、環境エネルギー、アグリの4事業が基幹事業になるのではと構想。これらの事業を今後「社会インフラ創造事業」として育てていきたい。
 —アグリ事業が軌道に乗りつつあります。
 飲食店向けが厳しい半面、コロナ禍の「巣ごもり需要」もありました。100%子会社の「アグリト」が運営する完全閉鎖型植物工場の実績を評価いただき、富士通のアグリ事業の後継として低カリウムの高級レタスを生産することが決まりました。植物工場の運営ノウハウと設備工事会社の強みを生かしたコンサルティング・設計・施工でも受注は堅調で、今期は九州や関東でお客さまの新工場建設を予定しています。
 —人財教育・育成への取り組みは。
 若手と中堅、上層部に社長の思いを共有すべく「人財教育」を進めてきましたが、今期は「変化を受け入れるDNA」を浸透させるべく、若手を中心として、建設業におけるタスク分業と協業による仕事の進め方を検討しています。そのために、社内のプラットフォームを整備し、チャットを利用した部内連絡や、タブレットを活用した情報共有を図ります。リモート化を進めることで、若手社員や子育て中の女性社員が活用できるのもメリットと考えます。カジノンのDNAを継承してくれるよう、社内環境の整備や「人財育成」に引き続き取り組む所存です。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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