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2026トップインタビュー




唯一無二の存在を目指して
 —「THE 世界大学ランキング」では、岡山理科大学が2年連続でランクインされましたね。
 中四国の私学では唯一です。科学研究費も採択数、配分額ともに5年連続で中四国私学1位でした。古生物のタンパク質を検出するという研究が世界的な注目を集めましたし、好適環境水を使った陸上養殖では福島県浪江町で、世界初のベニザケ養殖の本格的な事業化が決まりました。さらに理大の教員が手がけている鳥獣被害対策の高・低周波発生装置は、総務省のポータルサイトで「大学・高専の地域課題解決事例」として紹介されています。こうした一つ一つの研究成果の積み重ねが高評価につながったとみています。
 また、昨年度の獣医師国家試験では受験者109人のうち86人が合格しました。合格者数で見ると、国公立と私立を合わせた全17大学中3位タイでした。これで1期生から3年間で計258人の獣医師を輩出したことになります。確実に成果は上がっています。学生の皆さんの頑張りをたたえたいと思います。
 —今年度の新たな取り組みについて具体的に教えてください。
 岡山理科大学では獣医学系と工学系の学部が連携して獣医療用デバイスなどを開発し、動物とヒトの豊かな生活実現を目指す「いきものQOLセンター」を立ち上げ、拠点を両キャンパスに設置し、産官学の連携をさらに強化していきます。
 また、学生たちのアイデアを社会実装していくために新たに「アントレプレナー(起業家)シップセンター」も立ち上げました。
 倉敷芸術科学大学ではキャンパスをアートで彩るプロジェクトが進行中です。芸術と科学を融合させたアート&サイエンス(A&S)教育の実践の場として、学生たちが自分たちの手で誇れるキャンパスをつくっていこうという試みです。ジャンボ壁画や香りの庭、バタフライガーデンなど趣向を凝らした作品がキャンパスのあちこちで出迎えてくれます。ぜひ、一度お越しいただければと思います。
 さらに岡山理科大学専門学校においては、校舎のあちこちに魚類、鳥類、爬(は)虫(ちゅう)類を展示し一般の人が楽しめる「いきもの発見ラボ」を開催しています。
 —これからも新たな飛躍が期待できそうですね。
 唯一無二の存在を目指して変革の手は緩めません。ご期待ください。




企画・制作/山陽新聞社メディアビジネス本部
※2026年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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