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2021トップインタビュー




医療福祉の人材育成 一層充実
 —旧川崎病院跡地の整備状況について教えてください。
 現在、高齢者医療センター(新病院)と、医療短大新校舎棟を建設中です。新病院は回復期から在宅療養支援まで対応する病院で、医療短大は、年内に竣工(しゅんこう)、来年4月から看護科、医療介護福祉科の約500人の学びの場となります。当学園は、従来、急性期医療を担う医療福祉職の育成が中心でしたが、これに加え今後は、回復期、在宅療養支援まで、幅広い分野を担う人材育成をさらに強化していきます。
 —医療短期大学の医療介護福祉科を3年制とする狙いは。
 現在、介護福祉士の不足が社会的な課題となっています。介護を必要とする方は何らかの病気を有する場合が多く、介護者には、病気やなぜこの状態になっているかの理解が必須であるとの考えから、従来より医療に強い介護福祉士を育成してきました。介護福祉士には一部医療行為も認められており、3年制でより専門的な医療知識の習得、学園内の二つの大学病院等での実習を導入し、確かな知識と実践力を兼ね備えた介護福祉士の育成を強化します。
 —医療福祉大学の健康体育学科に来年度、新たに「救急救命士養成コース」を開設される予定です。
 救急現場で非常に重要なのが初期対応です。それを担う救急救命士は、現場の最前線で一部医療行為まで行います。「24時間365日患者さんを受け入れる」この精神で当学園の二つの病院では従来、救急医療に力を入れており、特に川崎医科大学付属病院は岡山県内で初めて救命救急センターを開設した病院です。このような背景の中、救急医療への先駆的な取り組みをしてきた当学園だからこそ可能な、確かな医療知識と技術をもった救急救命士を育成したいと考えました。現在コース新設を厚生労働省に申請中です。
 —付属病院での高度医療提供体制の強化について教えてください。
 付属病院は特定機能病院として高度で先進的かつ安全な医療提供が求められます。これまでも低侵襲で負担が少ない手術支援ロボットなど最新機器導入に努めてきましたが、本年度はハイブリッド手術室を整備。これにより患者さんにより安全で負担が少ない高度医療の提供が可能となります。昨年までのMRI、CTに続き、今後放射線治療装置の更新も予定しており、さらなる体制整備に努めてまいります。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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