2026トップインタビュー



BSファイン通じて社会貢献
—衣料製造販売の貴社の主力商品、温熱効果がある独自繊維「BSファイン」の現状はいかがですか。BSファインは、北海道にある上ノ国鉱山で産出される天然鉱石・ブラックシリカの採掘にはじまり、糸の開発、商品開発、マーケティング、そして受注・発送まで自社で一貫して行っています。2004年の発売以来、レッグウオーマーやインナーシャツなど愛用者は約240万人まで増えました。お客さまのニーズを丁寧に聞きながら、BtoCをさらに深掘りして、社会のお役に立ちたいと思っています。海外へも市場調査をしていて、近く参入する予定です。
—「社会課題の解決」を掲げていらっしゃいますね。
希少な天然鉱石であるブラックシリカは、大学との共同研究によって、繊維以外にも活用できることが分かってきました。ブラックシリカは、蓄熱性・放熱性に優れ、常温で遠赤外線を放出する特性があります。この蓄熱・放熱性能によって、フレイル(心身機能の衰え)や環境関連などの社会的課題に向き合えるのではないかと考えています。「冷えは万病のもと」と言われるので、さまざまな角度から研究を継続していきたいですね。
—風通しの良い職場づくりのために工夫を重ねていらっしゃいます。具体的に教えてください。
働きがいのある職場づくりに向けて、社員みんなが基本的な価値観を共有し、同じ方向を向いて業務ができることが重要だと考えています。そのために部門ごとの勉強会、部門横断型のランチ会をはじめ、社員旅行や幹部懇親会などを定期的に開いています。
社長としては、社員の誕生日にメッセージ付きのはがきを送っています。離職率が下がるなど徐々に効果を感じています。
—採用活動に積極的に取り組まれています。
昨年は11人を新卒採用しました。時代なんでしょうか、今の学生さんに従来の会社説明会の形式で行っても、あまりうまくいきません。スピーカーとリスナーがはっきり分かれてしまうからです。そこで焼肉説明会を開いたり、おしゃれなホテルでカフェ面談を行ったりしたところ、評判が良かったですね。「非日常」にこだわりながら柔軟にやっていきます。




山陽新聞社