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2021トップインタビュー




コロナ対応 持ち帰り容器開発
 —コロナ禍で社会情勢が変容しています。業界の状況を教えてください。
 初の緊急事態宣言が発令された昨年の春から、テークアウト・デリバリー容器の需要が伸びると見込み、いち早く投入しました。飲食業界向けは苦戦していますが、業態を変えてテークアウトを始める店や企業が増えたことで、今年に入ってから受注は堅調に推移しています。生活様式が変化し、料理店の総菜や高級会席などを「取りに行く」という文化が定着しつつあることで、個包装や汎用フードパックも出荷数量を伸ばしています。
 —昨年9月に日本食糧新聞社制定「第24回外食産業貢献賞」を受賞されました。
 コロナ禍による需要急増を予測し、使い勝手の良い多様なテークアウト容器を迅速に開発・発売してきたことを評価いただき、受賞につながりました。対象となったのは「洋食用テークアウト容器シリーズ」です。当社の製品の中でも、PPフィラーを素材とした外嵌合(かんごう)タイプの弁当容器「KF50シリーズ」や、紙容器の「PT紙トレーシリーズ」は好評です。また、高級二段会席弁当「こと弁シリーズ」などの高級料理店向け容器も売り上げを底支えしています。新しい生活様式において定着していくとの予測の下、製品特性をお客さまに周知しながら営業を強化しています。
 —紙・プラスチック両方を扱っていることは強みでもありますね。
 これまでもリサイクル可能な再生パルプ容器や、古紙の利用を進めるグリーンマーク付きの容器といった紙容器を供給してきました。プラスチック容器は素材から製品開発、リサイクルまで一貫して取り組むなど、十分環境に配慮しながら製品を供給しています。
 —コロナ後を見据え、新たな時代に適応した経営をどう進めますか。
 食品容器を供給するメーカーとして徹底的な感染対策はもちろん、営業活動でもテレワークやウェブ会議を導入するなど勤務体制を見直しました。今期のスローガンは「ニューノーマルに対応せよ!」。コロナ収束後を見通すのは難しい状況ですが、秋以降に変わるであろう新しい基準にどう対応していくか考えています。このまま関連市場の停滞が続くとすれば、当社も厳しい経営環境は避けられませんが、テークアウト容器の拡販やリモート営業を取り入れながら、時代に即した開発、営業、販売を行っていきたい。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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