2026トップインタビュー



40年の信頼を力に価値創造を
—昨秋、社長に就任されました。昨年9月に就任し、BtoCの百貨店事業からBtoBの人材サービス業へと領域が変わりました。その中で改めて、地元企業さまと当社の深いつながりを実感しており、感謝の思いを抱いています。
—人材サービス業を取り巻く環境とその対応は。
労働力不足は国の大きな課題であり、岡山も同様の状況です。DXやAIの導入が進み、一般事務の求人で求められるスキルが高度化する一方、医療・介護、物流などエッセンシャル(不可欠な)分野では人材ニーズが高まっており、拡大する需要に応えるため、適切な人材提案の重要性が増しています。こうした環境を踏まえ、一般事務領域ではITに精通した人材の育成など派遣スタッフのリスキリング(学び直し)に取り組んでいきます。また当社の強みは地域密着にあります。企業の担当者と対面で丁寧にコミュニケーションを重ね、求職者の悩みや不安に寄り添いながら、双方を支援していきます。また、今後も人材派遣事業をはじめ、各事業をブラッシュアップしながらお客さまのニーズに即したサービス提供を強化していきます。既存のお客さまとの信頼関係をより深めながら、新しいお客さまへのサービス提供も積極的に拡大していきます。
—海外人材の活躍支援に注力されています。
国内での人材確保が困難な中、海外の優秀な人材への採用ニーズは高まっています。そこで「地元企業の第二人事部」を目指す当社では、企業と海外人材をつなぐ取り組みを強化。昨年、インドネシアのパダン州立大学と連携協定を結び、今月には大学内に日本語学校を開校します。日本での就職を前提とした日本語やビジネスマナーなどの教育を行い、スムーズに就労して長く活躍できる人材を育成します。
—40周年を迎えられました。
人材派遣からスタートし、職業紹介、人材開発、業務受託など、地域の課題や企業の要望に応える形で事業を広げてきました。今後は海外人材の採用支援やBPO(業務プロセスの受託)、RPA(ソフトウエアロボットによる業務自動化)などのビジネスソリューションの提供をより強化し、地域社会へのさらなる貢献を目指します。40周年の節目を機に、感謝の気持ちを新たにし、これからも変化を続け、前進していきます。




山陽新聞社