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最良の医療提供、健康支え55年
—8月1日で設立55周年です。1971年7月の設立以来、地域の皆さまと歩みを共にしながら、信頼される医療の提供に努めてきました。2月には新棟増築5周年の節目も迎え、このたび国が認定する「地域がん診療連携拠点病院」に新たに指定されました。関連のJGHグループは昨年7月、ベトナム・ハノイに海外4カ所目となる医療機関「ジャパングリーンベトナムクリニック」を開院。今後も在留邦人を中心に、現地に暮らす方の医療サービス向上に取り組んでいきます。
—低侵襲治療を強化しています。
昨年12月に新たな手術支援ロボット「ダビンチ5」を導入し、岡山県で初めて手術を実施しました。従来機にはなかった触感や3次元映像の解像度が向上し、より精密な操作が可能です。当院の婦人科はロボット手術件数において全国最多を誇り、「ダビンチ5」を含む4台体制で低侵襲手術を実施し、患者さんの身体的負担の軽減や早期回復に努めています。新たに肝臓がん、膵(すい)がんでも開始したほか、これまでに婦人科、泌尿器科、外科、呼吸器外科など各科で豊富な症例実績を有しています。また、眼科の「アイセンター」でも円錐角膜に対する新たな治療法「角膜クロスリンキング」に岡山県で初めて取り組んでいます。
—女性のサポートについて。
乳腺疾患の専門外来「ブレストセンター」や骨盤臓器脱治療など、女性特有の疾患に対する支援を積極的に行っています。年間約1400件の分娩(ぶんべん)を担う周産期医療では、妊婦さんが希望された場合に無痛分娩を選択できるよう、麻酔科や助産師などと連携しています。不妊治療を行う体外受精センターでは、医療費の一部に保険が適用される五つの先進医療を導入し、治療成績の向上に取り組んでいます。昨年9月には美容科を開設。美容医療を誰もが受けられる身近な医療と捉え、「心の美容」を大切にした診療を行っています。
—健診センターとして、特に力を入れる取り組みを教えてください。
健診事業の原点に立ち戻り、地域住民の健康を守ることを最優先に取り組みます。病気の早期発見・早期治療につなげるためにも継続受診を促し、未受診者を減らしたいと考えています。併せて健診施設の機能や快適性、利便性を向上し、地域の皆さまに身近な健診施設を目指します。




山陽新聞社