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2021トップインタビュー




新たな飛躍へ11月新工場完成
 —コロナ禍の下、事業の現状は。
 印刷業の仕事はお客さまとの打ち合わせ、そして社内の各工程との詳細な連絡・調整が最後まで欠かせず、そのために対面の業務が重要です。しかし、世の中全体で在宅勤務、テレワークの普及など仕事の環境が大きく変わり、営業訪問はままならず、まさに手探りの状態。こうした中で一番気に掛けているのは仕事に対する社員のマインドの維持。常に「目標を忘れず日々努力を」と呼び掛けています。いわば原点回帰です。干支(えと)にかけたわけではありませんが、今年は「牛の歩み」で一歩一歩堅実に進めたいと思っています。
 —11月には新工場が完成します。
 現本社の東に隣接した土地(約4300平方メートル)に2階建てを新築します。現在、2カ所に分散している輪転機と平台の印刷機を集約するほか、製版、製本、加工などの部門も集めて前工程から完成品までを一体化。コストの削減、生産性の向上につながると期待しています。これまでに社員の「多能職化」を進めてきましたが、新工場は格好の舞台となり、さらに取り組みを強化したいと思っています。また、当社の新工場は、日本創発グループの西日本での拠点としての機能を強化する意味もあります。こうした時期だからこそ、あえて行う将来への投資で、全ての効率化をもとに、新しく清潔な職場は社員の士気高揚にもつながるでしょう。
 —その日本創発グループとは資本業務提携をして1年たちましたね。
 グループは各印刷、加工や広告、また、クリエイティブサービス事業等々の40数社で、関東を中心に事業展開。期待通りの効果が出ており、当社の東京支店が受注した仕事の大半は東京にあるグループの各事業会社で生産し早期に納入、インクや版材などの副資材は共同購入でコストを削減、経理や財務などのソフトを一元化共有し管理部門の経費を節減、各社の営業部門が情報交換して商機を拡大、グループ会社による多種多様の商品などを販促商材に活用…などです。グループのシナジー(相乗)効果をさらに高めていきます。
 —今後の展望をお聞かせください。
 紙媒体に主軸を置くことに変わりはありませんが、種々のデジタルコンテンツも駆使し、紙メディアとの融合を一層目指します。「不易流行」(本質的なものは変えず、必要なものは取り入れる)—の精神でコロナ禍後の時代を乗り切りたいと考えています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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