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2021トップインタビュー




安全な卵提供へ品質管理徹底
 —コロナ禍の中、「巣ごもり需要」が高まっています。業況は。
 鶏卵は出荷量全体の50%が家庭用、30%が加工用、20%が業務用です。昨年3〜5月は「巣ごもり需要」によるスーパー業界の活況に伴い、当社の売り上げも10〜15%増と好調でした。その半面、飲食業向けは50%以上の大幅減に。秋以降は「Go To キャンペーン」などの効果で回復基調でしたが、12月以降は外食など業務用向け出荷が再び落ち込んでいます。加えて、昨年11月から全国の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が相次ぎ、業界全体に影響しましたが、トータルでは当社の2020年度11月期は何とか増収に落ち着きました。
 —食品安全マネジメントシステムの国際規格を取得されました。
 19年に取得済みの「ISO22000」に加え、約200項目の衛生管理の手法が規定された「FSSC22000」を昨年7月に取得しました。より「品質の高いたまご」をお届けするために、全ての工程で想定されるリスクを予測して管理を徹底。例えば本社の鶏卵処理施設に、人の出入りを把握するカードキーを導入したり、薬品の保管方法を定めたりしてリスク対策に取り組みました。今後も食品安全に必要な組織全体のシステムを維持・改善し、これまで以上に安心・安全で高品質な卵をお客さまへお届けしてまいります。
 —地域貢献やスポーツチームの支援にも引き続き力を入れています。
 11年からバレーボールV1女子の岡山シーガルズを応援しています。ファンの皆さんにも知られる「岡山シーガルズ応援たまご」を山陽マルナカ各店で販売し、売り上げの一部を支援金に充てています。また、兵庫県赤穂市の関西福祉大学サッカーチームのスポンサーも務め、若い力を応援しています。地域貢献としては、昨年4月に、笠岡市の「石の島」関連事業に役立ててもらうため、中国銀行の「SDGs私募債・地域応援型」を発行。同行が受け取る手数料の一部を寄付金に充てました。利益を少しでも地域に還元できればと考えています。
 —今後の展望をお聞かせください。
 今期の経営方針は「無茶はしないけれど無理なぐらいの経営」。現状維持に甘んじず、積極的にチャレンジしていきたい。食品安全のためのシステム改善など、工場の設備投資も緩めず進めていくつもりです。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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