2026トップインタビュー



「ワンチーム」深化 未来を築く
—組織改革を進められています。昨年度は「ワンチーム」を合言葉に組織の縦割りを見直しました。その結果、部門間連携は盛んになりましたが、変革はまだ道半ばです。そこで2026年度は「『ワンチーム』の深化! 組織力で、未来を築く!」をテーマに掲げました。時代の変化に対応するには、一体感が不可欠。これまでの施策を実のあるものにし、具体的な成果へとつなげる1年にしたいです。
—外部環境も変化しています。
デフレからインフレへと局面が変わり、今まで以上に高い収益性が求められています。特に紙媒体市場の縮小に直面している当社は、従来のデフレマインドの経営では生き残れません。そのため、次世代に向けた成長の基盤づくりを進めています。昨年は社屋本館を再編し、新たな生産ラインを設置。今年は紙以外の新商材や後工程の拡充を図る計画です。事業ポートフォリオ(構成内容)を見直し、安定的に利益を生み出せる体制を築きます。
—グループ間連携の現状は。
印刷業やITメディアなどで構成する日本創発グループ(東京)の一員として、相互補完やクロスセル(関連提案)を推進しています。例えばグループ他社のカプセルトイ販売機に、当社で製作した大型パネルを据え付けるといった商品の魅力を高める提案をしています。営業では、グループ共通の販促カタログを活用。ワンチームの精神をグループ全体に広げ、受注拡大とシナジー(相乗効果)創出を目指します。
—積極的な人材採用と福利厚生の充実に尽力されています。
昨年4月に7人を採用し、全員離職することなく活躍しています。社屋のリニューアルや屋上を開放してのバーベキューの実施など、職場環境の向上が安定採用と定着につながっているようです。グループ一体となったハラスメントの防止など、社員の家族にも安心してもらえる取り組みを推進しています。今春も8人を新たな仲間として迎え入れる予定です。
—今後の抱負をお願いします。
当社の強みは、24時間365日稼働の生産体制と、品質・納期を守り抜く現場力。このDNAを次世代につなげるため、採用と育成、処遇改善を継続します。未来は環境に左右されるものではなく、努力の積み重ねによって切り開くもの。不確実な時代で挑戦を続けながら、持続的に成長できる企業へと進化してまいります。




山陽新聞社