プレミアム倶楽部

2025トップインタビュー




「中身日本一」へ挑戦続ける
 —グループで共有するサピックスブランドの理念を聞かせてください。
 当グループ3社に共通する使命は、お客さまに安心と満足を提供し、喜んでいただくということに尽きます。質の高いサービスを適正な価格で提供することによって、その先に社員やスタッフの幸せや当社で働く喜びが生まれ、地域貢献というかたちの社会還元も実現できます。「中身日本一」の会社を不変の目標として挑戦を続けます。
 —新社長が就任されました。
 葬祭事業のさくら祭典で社長を務めていた娘に、環境クリエイト事業のサピックス、給配食事業のアーサーの社長も任せることにしました。グループの理念やあり方をよく理解してくれ、全幅の信頼のもとにバトンを渡せたと感じています。私自身は今後、これまでにも増して社外とのお付き合いに力を注げるものと楽しみにしています。
 —警備やクリーン事業、緑化など幅広く事業展開するサピックスの状況はいかがですか。
 今年で創業から63年になります。丁寧な仕事の積み重ねを心がけてお客さまに信頼していただき、数字的にも増収増益で推移しています。今後も100周年の節目を見据えながら、未来へ生き残れる企業となれるよう、着実に歩みを進めたいと考えています。
 —さくら祭典とアーサーについてはいかがでしょう。
 さくら祭典はスタッフのこまやかな心遣いに感動した、といったうれしい評価をいただいています。比較的大規模な9カ所のホールを備えていますが、時代のニーズも捉えながら家族葬などに対応する小規模ホールも考えていきます。企業や学校の食堂運営、施設への給食などを手掛けるアーサーは創業7年で、確実にお客さまを増やしています。「幸せは食のおいしさから」をモットーに、おいしさと安心・安全にこだわり、中身はもちろん、多様なニーズに対応できる品ぞろえなど他社にないサービスを提供しています。
 —マリン事業の状況は。
 国内で1隻しかない大型クルーザー(38トン)を所有しており、お客さまとともに瀬戸内海を巡ったり、島を訪ねたりして、瀬戸内地域の活性化も考えるといった時間を提供して喜ばれています。今のところビジネスとしての展開はしていませんが、まだまだ十分にPRできていない瀬戸内海の素晴らしさを伝え、古里の魅力をアピールする機会となればうれしいですね。




クリックで企業、教育機関のウェブサイトを開きます
企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ