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2021トップインタビュー




「おもちゃ王国」25周年で新企画
 —グループのテーマパーク「おもちゃ王国」(玉野市滝)が開園25周年を迎えました。
 子どもは遊ぶことで好奇心を育て、心身を発達させます。1996年に開園した「おもちゃ王国」は単なるテーマパークではありません。ミニカーや人形、ブロックなどのおもちゃを媒体に遊びを創造するパビリオンやアトラクションで「遊びは最高の学び」を発信してきました。自然科学の有識者やスポーツ選手らを招き、昆虫調査やバレーボールなどを楽しんでもらう「あそびの学校」にも注力。25周年を機に、このプログラムの充実を図ります。
 —具体的にはどのようなものを。
 自然をテーマにコロナ禍でも楽しめるプランを練っています。例えば農業。2019年に玉野市の農園(約2万5千平方メートル)を取得し、農業生産法人「せとうち農園」をグループに加えました。10年以上前から、あそびの学校の一環として吉備中央町の農園の協力で収穫祭を開いてきましたが、年間を通じ多様な農業体験ができる場をつくりたいと考えていました。昨年11月、せとうち農園でハウス栽培トマトの収穫イベントを初開催、今後もプランを深化させます。コロナ禍で社会のデジタル化が進展している機会を捉え、仮想現実(VR)などデジタル技術と体験との融合も考える必要があるでしょう。
 —STEM(ステム)教育にも力を入れています。
 ステムは科学、技術、工業、数学の英語の頭文字で、これらの知識・技能を生かしながら課題解決力を育む教育です。人工知能(AI)の普及に伴う産業構造の変化をにらみ、世界的に注目されています。当社グループは東京学芸大と共同で09年に「NPO法人東京学芸大こども未来研究所」を設立。独自に構築したステム教育のメソッドを活用し、教材開発やイベント開催に取り組んでいます。ステムは、おもちゃ王国25周年事業のもう一つの柱でもあります。未就学児に人気のキャラクターを使い、楽しくステムに触れられるプランを計画中です。
 —新しきに挑む一方、古き伝統や文化の継承にも目配りされています。
 日本には上巳(じょうし)や端午など、豊かな四季に根付いた「五節句」があります。ひな人形や五月人形はその象徴的な存在であり、当社は商品を売るだけでなく、季節感のある暮らしや、家族がともに子どもの成長を願い、絆を深める機会を提供し続けます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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