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2021トップインタビュー




太陽光架台の製造分野を拡充
 —太陽光発電の架台メーカー「太陽光発電架台.com」として知られています。太陽光発電の現状をお聞かせください。
 地球環境の保全のため、企業が自社で使うエネルギーを100%再生可能エネルギーとする「RE100」へ大手企業が次々参加を表明し、さらに政府が2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル2050」を打ち出すなど再生可能エネルギーへの関心は急激に高まっています。その中でも日本の風土に一番優位性がある太陽光発電は今後も新たな形で成長が見込まれ、個人や企業向けに太陽光用の各種架台を提供している当社には大きな商機と考えています。
 太陽光発電は東日本大震災を機に本格化し、電力会社の買い取り価格も高かったために個人が自宅に設置する住宅型だけでなく、売電用の大規模発電に幅広い業種の企業が参入し、一時はバブルの様相でした。買い取り価格が下がって状況が落ち着き、環境への貢献という本来の目的に沿った姿で発展すると期待しています。
 —状況変化の中で貴社の戦略は。
 架台は設置する場所の形状や自然環境、使用するパネルなどにより構造がそれぞれ異なり、いわば「多品種少量生産」。当社は早くからアルミ架台の開発・製造を手掛け、積み重ねた技術と豊富なノウハウでコスト的にも安く提供できています。これを強みに全国への売り込みを拡充していきます。新たに気軽に架台部品が決済できるショッピングサイトを立ち上げました。
 架台の下で農作物を育てる当社独自の営農型架台のPRにも力を入れていきます。岡山大学との5年間の共同研究で30種類にも及ぶ有力な作物も分かりました。営農型架台による一石二鳥の農地利用を呼び掛けていきます。
 —売り手良し、買い手良し、地球良しの「三方良し」が経営指針ですね。
 大手商社を辞め設立27年になります。事業が伸び始めたのは、会社の利益とお客さまの利益に加え、地球の利益を考え始めたころからです。この「茂山組の三方良し」で動けば不思議と今までうまくやってこられました。若者に伝えたいのは、変化の時代は必ず定期的にやってきますが、どんな変化でも焦らず自分の目で本物を見極め、その仕事は三方良しかどうか判断できれば、その選択はきっと成功へとつながるということです。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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