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2025トップインタビュー




若者が憩う地域貢献拠点整備
 —吉備国際大学の高梁キャンパス(高梁市伊賀町)に4月、学生会館(仮称)がオープンします。
 2階は学生が集うラウンジ、3階にはアクティブラーニングに対応した研修室や視聴覚室を整備。さらに、キャンパス西端にあったボランティアセンターを1階に移設します。地域に開かれた施設を目指し、4階は災害時の避難所、5階はイベントや公開講座の場として活用。若者たちが憩い、地域貢献の拠点となる施設を目指します。
 —研究やスポーツで新たな動きは。
 アニメーション文化学部・学科をアニメーション学部・学科に改称。アニメ制作現場での分業化やデジタル化が進む中、教育・研究でも実技の比重が高まっており、実態に合わせて名称から「文化」の文言を取りました。CGや3Dの名手を講師に迎え、実践的、体験的な学びを提供し国内外のメディア産業で活躍できる人材を育成します。スポーツでは、男子硬式野球部が昨年度全日本選手権に出場するなど力を付けていますが、本年度は女子硬式野球部を発足させました。大学での女子野球の受け皿はまだ少なく、スポーツと学問の両立を掲げ、団結力や協調性を育む人間教育の場にしたいです。
 —南あわじ志知キャンパス(兵庫県南あわじ市)の農学部で新学科の構想が進んでいます。
 海洋水産生物学科が人気なことからアクアグリーンフィールド学科を新設予定。農業や水産業、食品加工の学習に加え、アウトドア活動を通して人間としてのたくましさを兼ね備えた人材を育成します。同市の阿那賀漁港に昨年整備した臨海実習棟も活用。地域創成農学科は農業資源生物学科に名称変更します。3学科体制で、引き続き地域づくりに資する人材を輩出します。
 —九州医療科学大学(宮崎県延岡市)に開設する「オープンアカデミー」について教えてください。
 心と体の癒やしに向けたセルフケア法をオンラインで学ぶ講座です。講師陣は客員教授でスピリチュアリストの江原啓之さん、卒業生でフィトセラピストの池田明子さん、自然農法の担い手やユーチューバーら多士済々。東京で対面式の特別講義を行うほか、江原さんと宮崎県北を巡るツアーも開きます。初年度のテーマは「有事(緊急時)におけるセルフケア」で、全国370人の受講生が参加予定。次年度以降もテーマを変えながら続け、人生を豊かにするお手伝いをしていきます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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