2026トップインタビュー



感謝と実行 未来へ走り続ける
—事業の現状はいかがでしょうか。おかげさまで、昨年度は目標としていた売り上げ100億円を達成することができました。明確な目標を掲げ、全員で協力し、一歩一歩積み重ねる。その愚直な姿勢こそが成果を生むと、改めて実感しています。本業である建設業の成長に加え、事業の多角化にも挑戦。社会に課題があるところにこそ、私たちの使命がある。既成概念にとらわれず、実行し続ける企業として、これからも進化を止めるつもりはありません。
—地域貢献に尽力しておられます。
岡山県体育館の命名権を取得して誕生した「シゲトーアリーナ岡山」は、私自身の「超岡山志向」から生まれた挑戦です。長年お世話になった岡山県に、企業として恩返しをしたい。その思いが形になりました。反響も大きく、ステークホルダーの皆さまが誇りに感じてくださっていることが、何よりの喜びです。さらに、eスポーツ協賛事業では、若者のやりがい創出、高齢者のフレイル予防など、ゲームを通じた社会課題解決に取り組んでいます。ゲームに親しんだ世代が持つ柔軟な発想と情熱は、きっと日本の産業を支える力になります。岡山からその芽を育てていきたい、そんな思いで取り組んでいます。また、岡山には、災害の少なさや住みやすさなど、他県にはない大きな可能性があります。企業が元気になれば地域が潤い、地域が元気になれば企業も成長する。その好循環を、岡山から生み出す。これが、私の揺るぎない決意です。
—経営ビジョンを。
建設業界は人手不足が深刻ですが、私はそれを「危機」ではなく「変革のチャンス」と捉えています。待遇改善や働きやすい環境づくりを徹底し、「この会社で働いていて良かった」と心から思える組織をつくる。人が集まれば仕事が集まり、会社はさらに強くなる。その未来を実現したいと考えています。私の経営の根底にあるのは「先に与える」という信念です。まず相手に喜んでいただければ、必ず返ってくる。社員への投資も地域への貢献も、この考え方がすべての起点です。もう一つ大切にしたいのが「やりきる」こと。途中で投げ出さず、最後までやり遂げる人のもとにこそ成果は訪れます。そして土台となるのは「感謝」。日々のすべてに感謝できる人のもとには、自然と良いご縁が巡ってきます。「先に与える」「やりきる」「感謝する」。この三つの信念を胸に、地域と社員と共に歩みながら進んでまいります。




山陽新聞社