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2021トップインタビュー




理事長就任、コロナ対策次々
 —コロナ禍という大変な中で昨年6月、理事長に就任されました。
 大変大きな責任を感じています。18歳人口は2030年に昨年比約12万人減少し、40年には約88万人にまで落ち込む見通しで、私立大学を取り巻く環境は極めて厳しい。加えてコロナ禍で、就任直後から対応に追われました。
 系列大学は5月の連休明けから全授業をオンライン化。比較的スムーズに運営できたとはいえ、リモートでは講義が一方通行になりがちで、何より友人や教員との交流が生まれず、充実した学生生活を送ることが困難でした。約1カ月半で対面授業を再開できましたが、大学の役割を改めて考えさせられました。また本学は留学生が多く、昨年の新入生が入国できたのは秋以降。それまでは遠隔授業で対応するしかありませんでした。
 —コロナ禍を受けて系列校全てで検定(受験)料を無料化するなど、さまざまな対策を行っています。
 経済的に厳しい環境にある受験生が増える中、受験をあきらめないよう今春の検定料を留学生も含め無条件で無料化。保護者や高校の先生方から「安心して受験できる」との言葉を頂きました。コロナ対策緊急奨学金も新設し、条件付きですが家計が厳しい学生の授業料を一定額免除しています。教職員から寄付を募り、学食で割安なメニューも提供。授業でも考え得る感染予防対策を取り検温や手指・教室の消毒はもちろん、席も番号制にして濃厚接触者を追跡できるようにしています。
 —順正学園ボランティアセンターが、昨年度の内閣府特命担当大臣表彰に選ばれました。
 センターには学生約40人が登録。災害復興支援や地域貢献など5本柱に取り組んでいて、表彰はその中の子ども支援が評価されたと伺っています。自治体や食品を扱う企業のご協力で、生活困窮家庭の子どもたちに食料品を届ける活動をしています。18年の西日本豪雨でも延べ千人を超える学生が災害復興に尽力。自らの意思で活動に取り組むことで、人間形成や成長につながると期待しています。
 —今後の方針をお教えください。
 昨夏にAI(人工知能)活用研究所を開設、情報通信技術を活用して学内の教育向上や経営改善、自治体・企業との協働を通じた地域の課題解決に貢献していきたい。厳しい環境下ですがブランド力を高め、学生が本当に行きたい大学を創るべく努力します。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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