
2025トップインタビュー



大安寺クリニック12月開設
—「淳風会大安寺クリニック」を12月に開設予定です。大きな特徴は。岡山市南区福田の「集団健診部」を移転し、岡山市北区大供と倉敷市連島の「淳風会健康管理センター」に次ぐ新拠点となります。車でアクセスしやすい便利な立地に、約100台の駐車場を確保。ワンフロアの快適な空間で、全ての検査がスピーディーに受けられるようになりました。受診項目は、これまで巡回バスで実施していた項目のほか、がん検診、婦人科健診なども受診できます。生活習慣病検査は、男女別の専用フロアで心地よく利用していただけます。また、産業医や健康経営サポートチームも当施設に集まり、事業所向けのサービスを総合的に提供していく予定です。健診結果のフォローアップ、精密検査などの二次健診にも細やかに対応し、働く人の心と体の健康をサポートします。来年は弊会の設立70周年。新施設をご利用いただく方を増やし、飛躍の年にできればと思っています。
—ウェルビーイング経営を推奨し、サポートされています。
病気にならないだけではなく、いきいきと生活できるポジティブな健康(ウェルビーイング)が注目されています。昨年11月12日に企業や自治体、学校のウェルビーイングに関する初めての国際規格ISO25554が発行されました。これにより、多くの企業や組織で活動が活発になり、人々のウェルビーイングを第一とする「ウェルビーイング重視社会」の実現に向けた第一歩となることが期待されます。企業も、今後ますます従業員の幸せや健康づくりに前向きに取り組むウェルビーイング経営が求められるようになると思います。弊会がこれまで9年連続で取得してきた「ホワイト500」で蓄積した健康経営のノウハウを基盤に、健康経営とウェルビーイング経営を目指す事業場を支援していきます。
—メンタルヘルスのケアにも力を注がれています。
コロナ禍以降、職場での孤立や孤独が慢性化するなど企業におけるメンタルケアは重要度を増しています。弊会では、メンタルヘルス関連の動画を作成し、皆さまに視聴いただけるよう検討中です。来年から、従業員50人未満の企業にもストレスチェックの義務化が適用される方針になりました。小規模事業場の活用の仕方についても、弊会のノウハウでサポートできればと思っています。