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2021トップインタビュー




新病棟拠点に地域医療へ貢献
 —昨年は病院機能の中核・救急棟(4階建て)が完成し、業務が始まっています。
 創立30周年(2018年)を機に始めた施設リニューアルの一環で、救急と外来、手術部門の充実に注力しました。救急室は従来の3倍近くに広げ、処置スペースは2床から3床に増床。外来診察室は23室に増やし、待合座席は100席増の240席に。手術室は5倍の広さを確保し4室に、内視鏡室も2室に増設しました。より機能を強化した新病棟を拠点に安全・安心で高度な医療を地域に提供していきます。
 —パーキンソン病や本態性振戦などの患者に対応するニューロモデュレーションセンターは5年目に入ります。
 脳や脊髄への電気刺激による治療を行う最新の設備を備え、経験豊富な医師が担当していることで治療実績は日本でもトップクラスです。コロナ禍で緊急以外は受け入れを控えていた手術も昨秋から通常に戻しました。この病気で苦しんでいる患者さまは多く、ニューロモデュレーションの有効性をより周知していきたいと思っています。
 —病院が開いている地域との交流イベントにもコロナ禍の影響が出ていますね。
 病院スタッフが患者さんやご家族、地域住民と年1回交流する「のぞみの会」は昨年、感染防止の観点から動画と冊子で情報発信するという形をとりました。「全仁会が支える新しい生活習慣—コロナに打ち勝つために」というテーマで職員が工夫し、項目ごとに動画を配信しました。看護セミナー、神経セミナーも動画配信して新知識・技術を伝えています。コロナ関連では、地域の個人や企業からマスクや防護服などの寄贈を受け、改めて寄せられる期待の大きさを感じました。コロナ禍後の姿はまだ明確には見通せませんが、新しい状況に対応するには職員一人一人が既成概念にとらわれずに自ら変革を進めていかねばなりません。このため、当会の今年のスローガンは「意識変革〜明るい未来へのスタンダードの創造〜」としました。
 —座右の銘は「共に生きる」です。
 研修医時代の恩師の言葉が原点です。医師として患者と共に、組織と共に、また家族、そして地域と共になど、私の人生の根幹となる言葉で、当会の病院理念「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」と通底します。地域に支えられて今があり、これからも原点を忘れずに前進します。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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