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2025トップインタビュー




遊びの力で心を元気に
 —昨年、遊技業界としてのパーパス(存在意義)を策定されました。
 私たちの業界では社会貢献活動を積極的に実施しています。岡山県では災害時の寄付や、直近でも特殊詐欺を防ぐ機材の寄贈などを行いましたが、業界外にはあまり知られていないのが現状です。遊技業を理解してもらうためには活動の指針が必要と考え、全日本遊技事業協同組合連合会など関連団体で検討を重ね、パーパス「遊びの力で、心を元気に」を定めました。このパーパスに込めた思いのひとつに、店舗を地域コミュニティーの拠点にしたいといった考えがあります。例えば夏場に猛暑を避けるクールシェルターとして使っていただけるように働きかけています。また、複数の自治体と災害時における協定を締結していますが、近年はインバウンド(訪日客)の来店が増えていることから、災害時に外国人観光客の避難所にすることも検討。「近くにパチンコ店があってよかったね」と思ってもらえるよう、アクティブに取り組み、情報発信していきます。
 —貴社の現況はいかがでしょうか。
 働きやすい環境づくりに尽力しており、残業ゼロを目指して効率的な働き方を模索しています。積極的な休暇の取得を社員に呼びかけ、年間休日数の増加を実現しました。昨年11月には社員給与をベースアップしました。企業活動は個々の生活に直結していることを経営者、社員ともに理解し、取り組んでいます。また、今年創業77周年を迎えることができました。皆さまのおかげと深く感謝いたします。
 —岡山駅東口の再開発も順調に進んでいますね。
 資材の高騰などが懸念されているところですが、早期に国の支援金を得たこともあり、工事は順調に進んでいるようです。再開発のまちづくりコンセプトは「オカヤマゲートプレイス」。地上31階の分譲マンション「プラウドタワー岡山」をはじめ、ホテル、コンベンション施設などの拠点機能を持たせてにぎわいを創出します。政令市にふさわしい、都市の風格が表れるような玄関口をつくっていきたいです。マンションは、地元のほか、首都圏や関西からも申し込みがあり、人気の部屋では大変高い競争率となりました。岡山駅から徒歩3分の立地や免震構造などの仕様が評価されているようです。再開発の完成を想像して、今から楽しみにしています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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