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2026トップインタビュー




医療と介護の両輪で地域に貢献
 —水清会グループの概要について。
 当グループは「寄り添う心で地域に貢献を」という理念のもと、医療、保健、介護、福祉、教育が連携し、地域のニーズに即した質の高い包括的なサービスを提供しています。岡山県南西部を中心に、水島第一病院をはじめとする5病院、3診療所、3介護医療院、1老人保健施設、6特別養護老人ホーム、5介護付き有料老人ホームなどを有し、ベッド数は約1900床、事業所総数は128を数えます。
 —規模拡大に伴い、グループ法人本部の機能強化に力を入れています。
 15の法人を擁する中、グループ法人本部の役割がより重要になってきています。特に業務上、孤独になりがちな各現場の役職者をサポートし、必要な情報を迅速に共有できる体制を整えています。本部が各現場を見守ることで、グループ全体の状況把握と意思統一を図っています。また現場からの相談や課題に即応し、円滑な運営を支えています。こうした取り組みが良質な医療・介護サービスの提供に寄与していると考えています。
 —他の医療・介護機関との連携は。
 近年はグループ内だけでなく、グループ外の医療・介護施設との連携に積極的に取り組んでいます。高度急性期病院からも包括連携の申し出を受けています。中でも高度急性期病院へ救急搬送されたご高齢者は、退院後の受け入れ先探しが課題となりますが、当グループは各施設のベッドを一体運用しているため、ワンストップで素早い退院調整が可能です。急性期治療を終えた患者さんを、その時の状態に最も適した施設で受け入れられます。これは患者さんはもちろん、ご家族の負担も軽減できる体制です。今後もグループ内外の連携を深め、地域で必要不可欠な存在となるよう努めてまいります。
 —今年から外国人材の採用を本格化させましたね。
 志が高く有能な外国人材は、これからの医療・介護現場に欠かせません。当グループは国籍に関係なく、与えられた役割を果たし成果を上げた人を正当に評価します。数年先には役職者として活躍する人も出てくるでしょう。先輩職員が新たに来日する人を支え、生活面のサポートや研修制度も充実させて、家族も日本へ呼べる環境づくりを目指します。楽しく働き、安心して暮らせるコミュニティーを築くことが、グループとそこで働く人たちの持続的成長につながると確信しています。




企画・制作/山陽新聞社メディアビジネス本部
※2026年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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