2026トップインタビュー



関わる全ての人のHOMEに
—保育施設全般の近況は。ちとせ交友会は、岡山、東京、愛知、大阪、福岡などで約70の認可保育園と幼保連携型認定こども園を運営しており、昨年4月には東京の吉祥寺に幼保連携型認定こども園・樫の実幼稚園を開園しました。また、半世紀以上にわたる保育事業で培ったノウハウを生かし、児童発達支援施設も運営しています。全ての保育施設のスローガンは「考えさせるを、考える。」。子どもたちの考えを尊重し、自律性を育てる保育を行っています。
—事業を拡大・多角化されています。
この4月に、中国学園のたねのくにこども園を事業継承し、撫川ちとせこども園としてスタートさせます。昨年12月には、株式会社ちとせホールディングスを設立。広島県の認定こども園とインターナショナルプリスクール計5カ所を引き継ぎます。児童発達支援施設は、保育園がある地に年10カ所程度新設していく予定です。昨年10月に立ち上げた株式会社ちとせメディカルでは、2027年4月にグリーン長利こども園に隣接して開院予定のちとせこどもクリニックを皮切りに、お子さまやお母さま、働く女性のためのクリニックを全国に新設する計画です。そうして事業を拡大し、「雇用を増やして社会貢献したい」という亡き両親の夢を実現することが私の目標です。
—「ちとせこども学院」の運営など、保育士育成に注力される理由は。
不足している保育士や幼稚園教諭を育成するため、働きながら資格を取得できる当学院を開設しました。ちとせ交友会で働きながらであれば、私たちの保育理念を実践する保育士になってくれるとも思っています。また、保育は労働集約型なので、職員がレベルを上げることによって全体が輝きます。そのため、全国統一の研修を定期的に実施するとともに、働きやすい職場づくりにも取り組んでいます。
—今後の展望を。
「関わる全ての人にとってHOMEでありたい」という、ちとせ交友会の理念を形にしていきたい。その一つとして、保育や教育、医療、買い物、子どもの習い事までがそろう「ごちゃまぜのまちづくり」を視野に入れています。保育園からの帰りにワンストップで利用できることで増える家での親子の時間が、失敗しても自分を見てくれている人がいるという安心を子どもにもたらし、自信を持って発言できる人間に育ってくれると思っています。




山陽新聞社