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2026トップインタビュー




技術と品質で地域を支える
 —環境関連事業が好調です。
 脱炭素社会の実現に向け、当社は環境関連ビジネスを重要な成長の柱と位置付けています。約5年前から積極的に取り組んでいるのが、太陽光発電のPPA(電力販売契約)事業です。お客さまから屋根などのスペースをお借りし、当社負担で太陽光発電システムを設置・運用する仕組みで、初期投資ゼロで安価かつ環境価値のある電力をお客さまに購入していただけるビジネスモデルです。工場や大学などで幅広く導入いただいています。ストックビジネスとして安定的な収益を期待できるほか、系統用蓄電池事業にも注力しており、出資から設置工事、自社での運営までを一貫して手がけてまいります。
 —人材確保と育成の方針は。
 建設業界全体で人材不足が深刻化する中、自社で人材を確保・育成する人的資本経営の推進が不可欠です。特に女性技術者の積極採用に力を入れており、8人の女性技術者が岡山県内で活躍しています。採用サイトもアニメーションを取り入れた親しみやすいデザインに全面リニューアルし、奨学金返還支援制度の導入など、若い世代に選ばれる企業づくりを進めています。また、技術継承も大きな課題として捉えています。難易度の高い現場にも対応できるよう、技術力向上と専門資格の取得をサポートしています。
 —地域社会への貢献について。
 中国電力ネットワークからの依頼により、自然災害発生時にいち早く現場へ駆けつけ、ライフラインの復旧に当たる使命を担っています。こうした災害復旧は、社会インフラを支える企業として果たすべき重要な責務です。災害発生時の現場にも対応できるよう、日常の業務を通じた技術力の向上を推進してまいります。また、長年にわたり地域の清掃活動なども継続的に行っており、地域に根差した企業として取り組みを続けていきます。
 —今年度の抱負を。
 地域創生とカーボンニュートラルへの対応を強力にサポートしてまいります。社内ではDXによる業務効率化やフロントローディングの徹底が進み、人材の好循環が経常利益の更新にもつながっています。社員一人一人が誇りと喜びを持って変革にチャレンジし、「変革と成長」を繰り返しながら持続的な成長を遂げ、皆さまからのご期待に応えられるよう、社員と共に努力していきます。




企画・制作/山陽新聞社メディアビジネス本部
※2026年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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