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2025トップインタビュー




AIを活用し地域社会に貢献
 —現在取り組まれているAI(人工知能)の研究・検証とは。
 AIは人が入力したデータから質問への適切な答えを提示したり、データを基にさまざまな予測をしたりすることができます。当社にはいろいろな企業からの活用方法の相談も多く、それぞれ研究を進めています。その一つが産学官連携による事故予測。岡山県内の交通事故のデータをAIに読み込ませ、今日はどこで事故が起こりやすいかなどを予測して予防につなげ、事故を減らし、社会に貢献したいという思いで5年前から取り組んでいます。
 —文書電子化技術で企業をサポートされています。
 国がペーパーレス化を推進しており紙の文書を電子化したいという会社が増えています。その要望に応えるため、専門的な知識がなくても活用できる独自の文書電子化ツールを開発し、提案や導入のサポートを行っています。文書電子化はお客さまにとって多くのメリットがあるので、企業の業務効率化に貢献できると期待しています。
 —健康経営に積極的です。
 すべての社員にとって健康的かつ働きやすい職場でこそ良いシステムが開発できます。そんな考えから全社員の定期健診実施や生活習慣病対策、有給休暇の取得促進などに努めています。私自身も定時退社日には社内を回り、残っている社員に早く帰るよう働きかけています。そうしたさまざまな取り組みが認められ「健康経営優良法人2024」の認定を受けました。
 —女性活躍に向けた取り組みとは。
 もともと女性社員の育児休暇取得率が100%の当社では、休暇後も不安なく復帰し、以前のポジションで働き続けられるよう環境を整えています。スキルがあればブランクがあっても通用するシステムエンジニアの女性社員が多いこともあり、復帰率も100%です。2020年には厚生労働省から女性の活躍が優良な企業として「えるぼし(三つ星)」に認定されました。
 —創業50周年を迎えられました。
 16年前の社長就任以来、「人が真ん中」を理念に、たとえ不況下であっても毎年40人を採用し、50周年を迎える現在の社員数は600人を超えています。今後はそれぞれの持ち味を融合させて、事業を拡大していく考えです。そのためにも、さまざまなことにチャレンジできるやりがいのある会社、心に余裕を持って未来を見通すことのできる会社を目指しています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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