2026トップインタビュー



創業200周年に向け進化続ける
—昨年百貨店100周年を迎えられました。新しい天満屋としての方針を。私たちが本来持つ強みを生かし、「CS向上(顧客満足度)」「地域連携」「DX推進(デジタル化)」を3本の柱とした変化に対応できる基礎体力づくりを強化し続けます。CS向上では、進物知識習得を目指した社内資格「ギフトコンサルタント」の取得を推進するほか、自社独自の「e—ラーニング動画」を30本制作。小売業に関連する知識や、業界内外の情報を主体的に学べる環境を整えました。また、取引先社員も参加可能な販売力強化研修も毎月1回実施。従業員一人一人の接客力や人間力の魅力アップに努めています。
—地域連携事業の進(しん)捗(ちょく)は。
岡山県、鳥取県の15自治体2大学と包括連携協定を締結し、特産品フェアの企画や商品開発、講師派遣など、延べ50件以上の取り組みを実施。今後も行政や民間企業の皆さまと連携し地域の「ハブ」となり、地域の魅力創出のお役に立ちたいと思います。
—AI導入の目的を。
近年、DX推進として、e—ラーニングの拡充や、業務マニュアルのデータ化、スタッフ専用アプリの活用を進めてまいりました。本年は、契約書などのリーガルチェックにAIを導入。さらに顧客情報や商品情報をAIで統合し、よりお客さまにとって適切なタイミングで、最適な提案ができる基盤づくりに努めます。AIの力で、業務の効率化・生産性向上を図り、「人」にしかできない価値提供に資源を集中させ、「人材の天満屋」と呼ばれる組織を目指します。
—「編集力・伝える力」をテーマにした企画について教えてください。
今春より「365日、もっとワタシを好きに、もっと日常にトキメキを。」をコンセプトに年間フェア「New Concept(ニューコンセプト)」を展開します。月ごとに異なるテーマで商品を編集。4月は「ワタシ・アップデート計画」と掲げ、お客さまの生活をより豊かにする提案をしてまいります。
—200周年に向けて。
おかげさまで昨年百貨店100周年を迎えることができました。また、2029年の創業200周年に向けたプロジェクトも天満屋グループ全体で進行中です。これからも天満屋グループ35社の結束をより強固なものとし、お客さまや地域の皆さまの豊かな暮らしのために、天満屋ならではの新しい価値を提供し続けてまいります。




山陽新聞社