プレミアム倶楽部

2025トップインタビュー




信頼される地域密着企業へ
 —昨年度の振り返りを。
 2021年以降の部品供給不足問題を受け、生産遅延や受注停止が大きく影響し、お客さまには多大なご心配とご迷惑をおかけしてしまいました。新型車の投入が少なく、特にコンパクトカーの販売停止はディーラーとしては打撃であったと言えます。そして、納車時期の長期化は、中古車価格高騰を招く結果となりましたが、下取り価格上昇がお客さまへの代替え提案を後押ししてくれました。
 —本年度の展望はいかがですか。
 車の安全先進機能の進化が早く、比較的短期間での乗り換えを前提とした販売モデルが軸となってきています。お客さまのライフスタイルに寄り添える乗り方、買い方のご提案により、より満足度の高いカーライフを提供できるよう努めています。また、日本での電動車シフトにおいては、お客さまの約7割がハイブリッド車(HEV)をご希望されることからも分かるように、HEV需要がメインとなっています。HEVは環境対策だけでなく性能面で実質的なメリットをご提供できると考えています。さらに、25年末に控えている税制議論は、将来的な仕組みを変えていくものとして注視していきます。
 —社内環境整備を積極的に進めていますね。
 完全週休2日制の導入、年間休日の拡大と同時に、整備士が働く環境の改善を進めています。昨年度新設した水島物流センターは全面空調にして酷暑対策を徹底しています。また、老朽化などにより近年の環境変化に対応できていない設備の見直しを急ピッチで進めます。本年度は倉敷店の全面リニューアルオープンを予定していますが、他拠点も順次、従業員が働きやすく、お客さまには居心地の良い場所として整備を進めてまいります。
 —地域貢献の取り組みにも力を入れています。
 63年にわたり地域に根付いた営業活動を継続しています。当社の存在は地域あってこそと捉え、特に地域スポーツへの支援を中心に地域を元気にする活動に積極的に注力いたします。サッカーJ1のファジアーノ岡山、バレーボール女子の岡山シーガルズ、卓球Tリーグ男子の岡山リベッツといったプロスポーツから、宮本武蔵顕彰剣道大会、婦人バレーボール大会などのアマチュアスポーツに至るまで支援を続ける所存です。




クリックで企業、教育機関のウェブサイトを開きます
企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ