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2021トップインタビュー




新規出店、表町の活性化にも力
 —新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済は停滞し、個人消費も総じて落ち込んでいます。時計・宝飾品業界と貴社の現況はいかがですか。
 パテック・フィリップやウブロ、カルティエなど欧州のラグジュアリーブランドの需要は底堅いですが、業績への影響は否定できません。コロナによる隔絶で、逆に人と人とのつながりの大切さが再認識された側面もあり、記念日などに贈りたいというニーズを捉えていきます。ただ対面販売の機会は減ったため、昨年5月、オンラインで顧客に商品を提案する動画サイトを開設。今後もデジタルを活用した接客を充実させ、ウィズコロナ、ポストコロナ社会に適した情報発信で伸長を目指します。
 —今後の出店計画は。
 高級ブランドの正規輸入代理店になるには磨き上げたサービスや販売力、そしてメーカーとの信頼関係が欠かせません。本年度はメーカーからのオファーを受け、神戸と福岡に新規出店を計画しています。大きな市場へ打って出ることは攻めであり、経営基盤を安定させ、持続可能な地場企業であり続けるための守りにもなります。
 —岡山市の表町商店街で多店舗展開されています。
 創業の地である表町の活性化は先代からの使命です。路面店が軒を連ねる商店街の特徴を生かし、タグ・ホイヤーなどのメジャーからパテック・フィリップといったハイエンドまでをそろえる「タイムアート」、男性向けのメカニカルな時計を集めた「メカミュージアム」、フランク・ミュラーの国内最大級のブティックなど、店舗ごとに異なった世界観を演出。買い回り効果でにぎわいを創出し、さらに魅力的な店舗の集積につなげたいと思います。表町の千日前地区で新市民会館の整備が進み、県庁通りの歩道拡幅事業も昨年着工されました。活性化の機運を現実にするための仕掛けづくりを、当社も担わねばならないと考えています。
 —今後の展望をお聞かせください。
 「デザート・オブ・ライフ」をコンセプトに掲げています。時計や宝飾品は生活必需品ではありませんが、「頑張った自分へのご褒美」「愛する人からの贈り物」など、それぞれの物語を秘め、人生のデザートのような存在です。トミヤにしかないもの、本当に価値あるものを提案できるプロ集団であり続け、表町商店街、ひいては岡山の活性化に一層貢献してまいります。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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