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「ご縁を大切に」創業150周年
—創業150周年を迎え、記念タータンチェックを制作されています。節目の年に、世界最大手のタータンメーカー・ロキャロン社(スコットランド)に依頼し、オリジナルタータンを制作しています。150周年は、今私が着用しているネクタイの柄であるコーポレートブルーを基調としたデザイン。ネービーは誠実、グリーンは自然への配慮など各色に意味を込めています。昨年はこの記念タータンを英国大使館で開催されたイベントにて発表。トンボの展示会では社員全員がこの柄のネクタイやスカーフを着用しています。
—リカバリーウエアも好評です。
1995年に立ち上げた「キラク」は、介護ウエア市場でシェアトップに成長し、当初目標の売り上げ30億円も今期達成する見込みです。昨年は台湾の大手介護医療企業と契約し、台湾市場に販売を拡大していく予定です。またBtoC商品として昨年、一般医療機器に届け出されたリカバリーウエア「めぐるきらく」を発売。遠赤外線効果のある繊維を用いており、血行促進、疲労回復を促す効果があり、就寝時はもちろん日常着としても使用していただけます。ストレッチ性などの機能性、サイズの豊富さといった学生服メーカーならではの強みを生かした製品づくりを進めていきます。
—「次世代の体育着」と称されるVICTORY「ピストレ」も10周年。
従来の学校体育着はジャージー素材が主流でしたが、機能性に課題もありました。そこでアスリートが着用しているような軽く防風性に優れた素材の体育着を開発しようと素材メーカーと協力して誕生したのが「ピストレ」です。転写紙に印刷した図柄を直接プリントする昇華転写プリントを採用。デザインの自由度が高く、学校さまごとの特色が出せる点も支持されており全国800校以上で採用されています。
—今後の展望をお聞かせください。
今年は中期3カ年計画の2年目で、来年スタート予定の新規事業に向けた土台づくりの年と位置付けています。少子化で生徒数は減少していますが、販売数を維持し、新しい学校さまなどとのつながりを広げていきたいと考えています。当社が創業以来大切にしてきたのは「ご縁を大切に」という言葉です。150年の節目にこの原点に立ち返り、お客さま、学校さま、保護者さま、仕入れ先さまや協力工場さまなど全てのご縁をもう一度見直し、「誠実、謙虚」に歩んでまいります。




山陽新聞社