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2025トップインタビュー




人、まち、社会つなぎ、未来動かす
 —大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭など大型イベントを控えています。
 開催気運を高め、安全かつ安定的な輸送を提供。新大阪駅と会場近くの桜島駅を結ぶ直通列車を運行、グループ会社からもバスを投入しアクセスを充実させます。岡山に関しては、新大阪からのぞみで45分の利便性やより安価ですてきな体験ができることをプロモーションし、国内外から旅行者を呼び込む考えです。瀬戸内国際芸術祭や岡山芸術交流などアートによる地域の魅力の再発見にも参画したいと思います。
 —山陽新幹線は全線開業50周年。
 記念に世界的に人気な漫画「ONE PIECE」のラッピング車両を運行します。移動時間の短縮と高頻度で正確なダイヤにより広域の人流を生み出すなど、新幹線が日本社会に与えたインパクトは計り知れません。一方で、東京一極集中を招いたのも事実。これからの50年は新幹線でつながっていることを強みと捉え都市から地方への逆の流れをつくりたいと考えています。
 —新決済サービス「Wesmo!(ウェスモ)」が今春より始まります。
 専用タグにスマートフォンをかざして決済する仕組み。従来の交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」で必要な決済端末が不要で、低コストでキャッシュレス決済が導入でき、売上金の受け取りも早く、幅広く加盟を呼びかけます。銀行口座からのチャージや会員同士の送金にも対応、お得なWESTERポイントがたまる、つかえるお店が広がることで、経済の活性化に貢献していきたいです。
 —包括連携協定を結ぶファジアーノ岡山がJ1に昇格しました。
 ユニホーム着用やメッセージボードの設置などにグループをあげて取り組んでおり、応援を続けます。ホームのJFE晴れの国スタジアムは、のぞみ停車駅に近いJ1有数のスタジアムです。昇格で対戦相手のサポーターの来場も増えていると感じます。スポーツを通じた地域との共生を進めます。
 —地域振興事業「ふるさとおこしプロジェクト」は10周年を迎えました。
 「ふるさとあっ晴れ認定委員会」で魅力ある商品やスポットを発信。人と人とをつなぐ役割も担っており、地元企業の販路拡大につながったり、観光地が新たに旅行商品の対象になったりしたケースもあります。取り組みはまだ道半ばであり、今後も岡山支社の重要なミッションと位置付け、地域価値の創造につなげていきます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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