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「創造の時」次代担う人材育成
—岡山県中西部エリアでは初の「ポルカ高梁店」をオープンされました。昨年9月17日、ポルカ天満屋ハピータウン(高梁市中原町)内に18店舗目となる新店を開店しました。仏壇・仏具店がほとんどない地域ということでご要望が多く、お客さまが立ち寄りやすい利便性の高いショッピングセンター内への出店を決めました。ゆったりとした店内に、仏壇や仏具のほか、生活和雑貨などもそろえており、買い物がてら気軽にご利用いただいています。今後も地域の皆さまに喜んでいただけるような店づくりを目指します。
—新たな事業や、コンセプトの発信にも力を入れておられます。
従来のテレビCMに加え、8年ぶりに新CMを投入したところ、大きな反響をいただいています。「寄り添い、思い、願っていく」という言葉に「お客さまや社員に伴走していきたい」という思いを込めました。ブランドイメージは大切にしつつ、よりアップデートした発信で若い方々にも「中原三法堂」を知っていただければと考えています。また、2023年2月にスタートした国産コーヒー栽培事業が好調です。コーヒー豆の収穫量は年々増えており、数年後には5倍増を見込んでいます。今後は店舗やイベント等でのキッチンカーによる販売も行う予定です。
—取り組まれてきた人材育成・チームづくりについては。
社長就任以降、人材育成に特に力を入れてきました。最近では、各店長や部長が率先して小ミーティングを開き、社歴や部署を問わず従業員間でフラットな意見交換ができています。若手の店長や、意欲ある女性がリーダーを目指して育っているのも大きな成果だと実感しています。相乗効果により新たなプロジェクトも生まれるなど、よい風土が醸成されているとうれしく思っています。
—第6世代に向けての展望を。
創業137年の歴史の中で、私たちは第5世代にあたります。「中興の時代」として、中原三法堂の継承と発展を目指し力を注いでいます。その結果、難しいといわれる業界にあっても、順調に伸びています。今年はステップアップのため「創造の時」と伝えています。そして中原三法堂の未来像を示し続け、お客さまの大切な歴史を継承する「志事」をしっかりと務め、140年、200年に向けてバトンを渡していきたいと考えています。




山陽新聞社