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省エネ推進 新規事業に全力
—「6SエンパワーメントPJ(プロジェクト)」の進捗(しんちょく)状況は。「安全」+5S推進活動は、先に行った長船工場をモデルに岡山今在家、鳥取米子、福岡、広島日宝製本の4工場へ全社展開しました。「全員参画のエンパワーメント」を合言葉に、「整理」「整頓」「清掃・清潔・しつけ」に取り組んだところ、昨年6月、最終発表会で各工場4トン車2台分の処分品が出たとの発表がありました。成果を維持しつつ、品質・生産性を上げる「機能美」にも取り組んでいきます。
—「省エネやるで! PJ」について教えてください。
6S活動の取り組みをベースに、昨年7月から全社一斉に始めた省エネをテーマにしたプロジェクトです。具体的には空調の温度設定の「見える化」や、全設備機器の消費電力のリスト作成、ブレーカー系統図などの調査を行いました。調査を終えたのち、各工場の省エネ委員が外部アドバイザーから学んだことを所属先で共有して改善に取り組んだところ、7カ月現在、13%の電力費が削減できました。引き続き全社で省エネ意識を高めたい。
—商業印刷市場へのアプローチを強化しています。
営業活動においては、専任担当役員を置き、計画的な深掘り営業を展開しています。少子化やデジタル化が進む環境下ですが、当社の技術・能力・ネットワークをお客さまの課題解決に結びつけるため、情報収集は欠かせません。社長も東京および西日本全域に営業活動を行っています。
—新規事業が好調です。
コンビニエンス事業は黒字化してきました。季節業務である紙製重箱事業は、自動組み立て設備の導入により生産量が増え、カレンダー事業も、インライン設備の導入により省人化が図れています。御朱印帳・御城印帳は、ネット販売専用サイトのアクセス数や神社仏閣からの問い合わせが増え、製作するグループ会社にも好影響をもたらしています。
—社内研修については。
昨年度はコンプライアンス、スキルアップを中心に、年13回の社内集合研修、次世代リーダー向け合宿型訓練を実施。重要課題である管理職の強化と組織力向上を目指し今年度は管理職・次世代リーダーの能力向上を主軸にしています。管理者の行動を変えるために取り入れた「褒めトレーニング」のような実践型訓練にも挑戦しています。




山陽新聞社