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2025トップインタビュー




顧客満足度高め選ばれる店に
 —スタッフの育成を大切にしておられます。
 会社の土台となる人材を育てることには常に力を入れてきました。コロナ禍の制約が解けた昨年あたりから、外部講師を活用した研修の機会を増やしています。特にお客さまへの接遇面を若手社員中心にしっかり学んでもらっています。笑顔や丁寧なおじぎ、来店時の何げないひと言の声かけなどによって、他店とは違うな、と感じていただければうれしく思います。
 —社員のコミュニケーション充実も進めておられるようですが。
 上司と部下が直接話し合う機会として「1on1ミーティング」を継続しています。普段は言えていない課題を共有し、次はこう改善してみよう、とか、将来どんな方面で活躍したいか、といったさまざまな面で本音の意思疎通を図るように努めています。
 —CS(お客さま満足度)の向上に向けては。
 お客さまに当社を選んでいただくために大変重要な取り組みと位置付けています。長い付き合いをさせていただくために、ネッツトヨタ山陽で購入してよかった、整備も丁寧で満足できたと感じられるよう力を入れています。取り組む内容は各店舗で考えてもらうことを重視し、研修で学んだことを、こう生かしてみてはどうか、といった話し合いをしながら進めています。加えて各店舗でお客さま向けの自主イベントも企画しています。イベントを楽しんでもらうだけでなく、普段なかなかお伝えできないこと、例えば、最新の安全機能の使い方、万一の事故の際の対処法など、役に立つ情報を提供する機会にもしています。
 —今後の営業展開について聞かせてください。
 提案型営業の強化に最も力を注いでいます。例えば、今増えている残価設定型の割賦による購入方法があります。今の車は安全性能の進化が急ピッチで、部品代など維持費用も年々高くなっています。このため、同じ車に長く乗るより3年、5年で乗り替えていくメリットが大きくなっています。その際の出費を抑え、トータルでお客さまの負担にならないよう、他社にはできない提案に努めます。販売面では今も受注可能な車種が限られており、苦しい状況ですが、お客さまと長期的にかかわり、欲しい車が出たときにはすぐにご連絡ができるよう丁寧に関係を築いていきたいと考えています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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