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2021トップインタビュー




社員の幸福と社会貢献目指す
 —長年続ける「山林研修」とは。
 事業主体は建築・土木資材や石油製品の販売、駐車場運営ですが、ルーツは200年続く木材業です。山での仕事や山の環境面での機能を理解してもらうべく、半世紀前から新入社員を対象に実施しているのが「山林研修」。約1週間、木の伐採や運搬などを共同で行い、自炊することで互いを理解し、同期の結束も生まれています。
 —昨夏「森の会議」を始めました。
 自社林で原木を育てる山林部と資材販売の岡山木材市場が、サプライチェーン(調達・供給網)としての共通認識を持つため、意見・情報交換の場として始めたリモート会議です。例えば社内の「服部アワード」のトロフィーを自社林の木で作ったり、20年以上前に山林を寄付した大学からの依頼で「真庭の木のベンチ」を製作したり。毎月、山や木の価値を高め新たな価値を加えることを目標に開いています。
 —2020年創設の「おかやまSDGsアワード」を受賞されました。
 木を切ったら苗木を植えてまた育てる。そうして山を守るというマインドを、SDGs(持続可能な開発目標)という言葉が生まれる前から受け継いできたからこそ、すんなり取り組めました。SDGsアワードの受賞はとてもうれしく、表彰式ではさまざまな団体と出会いました。今後は、そうした方たちとも連携し、より多くの目標に取り組んでいく考えです。
 —2冊目のCSR(企業の社会的責任)リポートを発行しました。
 1冊目は内容に共感した人が入社するなどリクルートにも役立ったほか、多くの取引先に興味を持っていただきビジネス的にもプラスになりました。繰り返しCSRの大切さを伝えることで、社員の興味の対象や仕事の可能性が広がっているとも感じています。昨年、2冊目をまとめたことで、継続する大切さを改めて実感しました。
 —経営理念刷新から3年。現状は。
 「正しいことを実践し、社員の幸福と社会の進歩発展に貢献します」という経営理念の中で、目下重視しているのが社員の幸福。社員投票で優秀者を選ぶ「服部アワード」や互いに感謝を伝える「サンクスカード」などに加え、運動や自己啓発、食事会といった2人以上の有志の活動への補助も新設中。楽しく、生きがいとなる取り組みが社員の幸福につながり、そこから生まれる利他の心がお客さまの満足や社会の発展に結びつくと確信しています。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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