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2021トップインタビュー




スピード感と柔軟性で対応
 —ビジネスウエア市場はさらに厳しさを増しています。
 コロナ禍によってワークスタイルが大きく様変わりし、当社のみならず業界全体が打撃を受けました。もちろん、テレワークウエアをはじめとした新スタイルの提案、またマスクや抗菌抗ウイルス、ストレスフリー仕様などの健康対応商品や「ほっとひと息ステーション」といった店舗形態といった新たな取り組みのチャレンジも積極的に実施しました。しかし、影響の期間や範囲への目測が楽観的過ぎたために、対応が追いつかなかったことを反省しています。今後は常にワーストシナリオを想定した上で、早急な対応を最重要視して取り組みたいと考えています。
 —対応策は。
 まずは「固い」「スーツ屋」といった業界に浸透した固定概念からの脱却です。今、オフィスウエアはカジュアル化し、反対に製造業や農業などのユニホームがおしゃれに機能的にと変化しています。以前にあったホワイトカラーの装い、というような枠組みが消失し、互いの領域が混在。当社の強みは生かしながら、カジュアル・ワークウエア、もしくは衣料すら超えた異業種との提携や、これまでアプローチしてこなかった業界に視点を置くことで、新たなビジネスチャンスを生むのではないかと期待しています。
 利益が出にくくなってしまったコスト構造とPR手段にも再構築の余地があります。新たに開設したオウンドメディア(自社運営の情報発信)ウェブサイトは1日あたり3万件の閲覧数を数えました。EC(電子商取引)ニーズはさらに拡大、店舗の意義が収縮しています。ウェブとリアル店舗の連携によるオムニチャネル化を進め、身近で継ぎ目のないアプローチスタイルをつくります。
 —今後目指す方向性は。
 より一層のスピード感を持って、今後ますます加速する目まぐるしい時勢の変化に柔軟に対応する一方、理念や使命といった“芯”をいま一度振り返り、足元を固めたいと考えます。企業理念のコアにある「お客さま第一主義」を前提とした上で、おしゃれで健康、快適な生活の質を高める事業展開に配慮したい。多様化するニーズにもさまざまなチャレンジでお応えしながら、環境配慮など未来につながるSDGs(持続可能な開発目標)をかなえる価値をご提供してまいります。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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