2026トップインタビュー



「オール服部」でチャレンジ
—スローガンに込めた思いは。昨年、石油製品・塗料販売の天野商事株式会社(丸亀市)をグループ化しました。そこで昨年は、全員で一緒にやっていこうという思いを込めて「全員参加経営」というスローガンを掲げました。今年はさらに、服部グループの力が一体感をもって発揮されるよう、「オール服部」をスローガンにしました。尊敬する京セラの創業者・稲盛和夫氏が提唱する「ひとりひとりの社員が主役」という経営哲学を取り入れ、各人の主体性を尊重しながら、チームでワークする組織を目指しています。
—多様な職場づくりを進められています。
多くの会社や部門を有する当社では、職場をいくつか異動するケースもあります。ベテランも新しい仕事や職場に意欲的に挑戦して、活躍してくれています。男性の育児休業、出産や介護に合わせた時短勤務、時間有給等の制度も浸透し、多様な働き方と同時に生産性や補完体制も改善し、社内でも、仕事と家庭を両立させる働き方を認める雰囲気が生まれています。「服部興業って待遇がいいよね」と社内外で認知され、家族や親戚にも勧めたいと思ってもらえる会社を目指しています。
—真庭市との林業連携協定の目的を。
昨年9月、真庭市と林業振興に向けた協定を結びました。市の約8割を森林が占めており、林業資源としての活用が見込まれるものも多くあります。当社の若い山林部メンバーが広大な森林の管理に協業して取り組むことで、資源の保全や災害防止などに貢献したい。当社では、山仕事を体験しながらSDGsの観点で生活や仕事を考えられる「林業人材」の育成を目指しています。また、ドローンやセンサー技術を活用した「林業DX」の技術にもチャレンジ。これまでの取り組みで培った知見を生かしながら、森林資源の活用に努めたい。
—昨年11月、岡山商工会議所の副会頭に就任されました。
アリーナ等建築推進特別委員会、スポーツ振興委員会および、魅力あるまちづくり委員会の担当になりました。建設が予定されているアリーナをはじめ、岡山県内のスポーツ施設がさまざまな競技の全国大会、いわば聖地になれば、まちの活性化やスポーツ振興につながると思います。またビジネスチャンスでもあり、まちづくりや新規事業も皆で考えていきたいです。




山陽新聞社