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2025トップインタビュー




「安心・安全・喜び・満足」を提供
 —昨年の業界の動向について教えてください。
 昨年は、自動車業界内で不正認証問題に端を発したコンプライアンス違反が明るみになりました。消費者の不信を招く事態となり、業界全体としては厳しい1年でした。幸いスズキの関連各社ではこのような問題がなく、メーカーからも魅力的な車が投入されたこともあって影響は大きくなく、恩恵も若干あったというような年でした。
 —スズキが得意とする軽自動車、小型車の新モデルが好調ですね。
 乗る人のことを考えた使い勝手の良さや居住性、安全装備がそろい、どの車種もご評価いただいています。特に軽自動車では「スペーシア」や「ワゴンRスマイル」、小型車では昨年10月に発売された新型「フロンクス」が次々と投入されました。フロンクスには、緊急時やトラブルの際にお車から365日24時間オペレーターに連絡できるサービスなどを備えた「スズキコネクト」を搭載。発売直後から1万台以上の受注があり好調です。4月発売予定の新型「ジムニー ノマド」は、販売計画台数を大きく超える約6万台の注文が集中し、一次受注を停止しましたが、順次受注を再開する予定です。今後もコストパフォーマンスの高い車を提案していきます。
 —セニアカーやマリン事業は。
 高齢者福祉の充実を目指してセニアカーに注力してきた当社は、担当営業のみならず全社員が「安全運転指導員」資格を取得し、素早くご相談に応じられる体制を整えました。また、自治体や警察署とともに定期的に講習会を開き、お客さまに安全な乗り方をサポートしています。営業努力が実り、セニアカー37年連続販売台数全国一を継続できました。マリン事業では「スズキマリーナ神島」を運営し、スズキ製の船外機販売やアフターメンテナンスを行っています。
 —「スズキディーラー全国ナンバー1」に向け大切にしていることは。
 われわれの使命は「乗り物を通じて、お客さまに安心・安全、喜びと満足を提供すること。地域に貢献すること」です。今年は全店を挙げて「スズキコネクト」の登録のような技術面でのサポートを徹底し、顧客満足度をより高められるよう努力してまいります。また販売店さまへの技術研修にも一層力を注いでまいります。ES無きところにCS無しを胸に、働く環境づくりにも力を注いでいきます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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