2026トップインタビュー



信頼と安心を届ける現場力
—店舗リニューアルの狙いは。「スズキアリーナあかいわ」は開業から約20年がたち、隣接する土地を取得できたことで従来の倍の広さでリニューアルしました。「スズキアリーナあけぼの」も同時期にリニューアルし、2店ともゆったりとくつろげるショールームに加え、整備工場も一新しました。快適な環境があってこそ社員のモチベーションが高まり、それがサービス向上に直結します。また、点検時に店内でお待ちいただけるため、代車の手配や再来店の調整も軽減され、業務効率も大きく向上しています。お客さまに快適にお過ごしいただける空間と、社員が誇りを持って働ける環境の両立を目指し、今後も順次、店舗リニューアルを推進してまいります。
—車種ラインアップが魅力です。
「ジムニーノマド」の受注が再開し、納期は1年程度を見込んでいます。また、実質的な新型モデルを次々と投入し、多様な嗜好(しこう)に応えるバランスの取れたラインアップが強みです。スズキ初のEV車「eビターラ」はコストパフォーマンスの高さから高評価をいただいています。
—顧客評価において10期連続最高ランクを獲得されました。
かつては顧客対応の評価がスズキディーラーの中でも下位レベルでした。販売の大部分を地域の販売店に依存し、自社での小売ノウハウが不足していたのです。その反省から、「感謝・奉仕・謙虚・反省・素直」の五つの心得と、乗り物を通じて安心と安全、喜びと満足を届けるという使命を全社に浸透させました。お客さまに喜んでいただくことを愚直に実践し続けた結果、顧客アンケートで10期連続最高ランクを獲得するまでになりました。今では、お客さまからの評価を全店で共有し、現場スタッフが自ら改善策を立てて実行するサイクルが定着しています。
—今後の企業環境づくりについて。
着実に従業員満足度の向上に取り組んだことで、自由に意見が言い合える自由闊達(かったつ)な風土が生まれています。現在力を入れているのは次世代経営層を担う人材の育成です。リーダー向け研修の導入を進めるとともに、全員が納得できる新しい評価制度の構築にも着手しています。地域の販売店への技術研修も毎月実施し、チーム全体で品質の底上げを図っています。いつでも同じ価値と安心・安全を届けられる体制づくりこそ私たちの使命として、今後も歩みを進めます。




山陽新聞社