2026トップインタビュー



創意工夫と挑戦で健康支える
—大学と連携した研究が進んでいます。青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)の成分をもとに、新たなサプリメントを開発するプロジェクトが成果を上げつつあります。弊社独自の抽出・精製技術で生産した高純度の原薬に着目した大学教授から声がかかり、油脂開発部との連携を開始して7年目。長期研究に粘り強く取り組み、着実に前進を続けています。また、国の「成長型中小企業等研究開発支援事業」に選ばれたニンニクに含まれる成分「S—アリルシステイン(SAC)」の研究開発は3年目となり、経済産業省に対し経過報告を行いました。健康寿命延伸への貢献は急務と捉え、引き続き岡山大学や岡山県立大学、日本大学、各企業との協力で全身の抗炎症メカニズムを解明し、老化抑制機能を有する食品の開発につなげたいです。
—大幅な組織改革も行われました。
昨年9月、社内における部門間の連携を迅速かつスムーズに進めるため組織を改革。円滑なコミュニケーションが取れるようにとデザインされた新事務所の効果もあり、社員同士がフェース・トゥー・フェースで話し合うことできめ細かい報連相が実行されるなど、確かな信頼関係が築かれつつあると感じます。同時に、お客さまとの信頼関係の強化も図ります。便利なツールは多々ありますが、基本となるのは人とのつながり。顧客への訪問回数を増やし、時には営業担当者だけでなく研究職の社員も同行するなどして、一歩踏み込んだ現場の視点を交えた会話から新しいアイデアが生み出されることを期待しています。
—今年、大きな成果を上げたチームの表彰がありました。
社員同士が自主的にチームを組んでアイデアを出し合い、品質管理や廃棄物の再利用、製造機械の改良などが実現される度に社内表彰を行ってきました。そして今回、製品製造の工程改善を目標にしたプロジェクトチームが約2千万円もの大幅なコストダウンを実現。一人一人が創意工夫とチャレンジを続けることが、それぞれの成長はもちろん、社全体の成長にもつながると再認識しました。成果を出した者を正当に評価し、責任ある立場に登用するなどの人事異動を積極的に行うことで、自身の立場に求められる使命・役割を全うし、「人々の健康を支える」ミッションに沿った行動を目指してほしいと願っています。




山陽新聞社