プレミアム倶楽部

2021トップインタビュー




リアルとデジタルの融合に力
 —1931年の創業から90周年を迎えました。
 急速に進む「デジタル化」は、100年に一度といえる大きな変化をもたらしています。コロナ禍で人と人との接触が制限される中、その流れは一層加速し、リモート会議やウェブでの商談は当たり前になりました。一方でデジタル化が進めば進むほど、五感に訴える売り場づくりや、従業員のコミュニケーション力といった「リアル」の価値はより高まるのではないでしょうか。節目の年に当たり、変化をチャンスと捉え、リアルとデジタルを融合させた経営に取り組みます。
 —総務省の2020年版「情報通信白書」で、デジタルデータを効果的に活用している先駆的な地方企業として紹介されました。
 光栄です。当社は売り上げに占めるカード会員の比率が81・3%、キャッシュレス決済の比率が57・7%とスーパー業界でトップ。集まったデータから商品ごとの売れ行きをリアルタイムで把握し、売り場改善や食品ロス削減に生かしてきたことが評価されたようです。今後もAI(人工知能)を用いた自動発注や、お客さま一人一人の生活スタイルと嗜好(しこう)に沿ったSNS(会員制交流サイト)での販売促進活動などに役立てていきます。
 —コロナ禍の影響はいかがですか。
 外出自粛の「巣ごもり需要」が売り上げに貢献している面はありますが、それよりも感染防止のための費用を惜しむわけにはいきません。人との接触を避けられるフルセルフレジは一部店舗に導入済みで、今春改装オープンするウエストランド店(津山市二宮)には最新鋭の高機能換気設備も入ります。SDGs(持続可能な開発目標)の観点から力を入れている食育活動では、料理教室やセミナーがオンライン開催できるシステムを整えるなど、さまざまな対策を講じています。
 —地域貢献にも積極的です。
 特定商品の購入1点につき3円を地元小学校に贈る事業は、20年度の寄付額が約2千万円になりました。スポーツでは、サッカー女子・岡山湯郷ベルや、バスケットボール男子・トライフープ岡山などを支援しています。トライフープはホームタウンの津山市で初となる試合が今年1月、開幕戦として開かれ、盛り上がりました。地元チームを通じて、とりわけ若い人たちの地域に対する関心や愛着が強まり、活性化につながってほしいですね。




クリックで企業、教育機関のウェブサイトを開きます
企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ