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2021トップインタビュー




「面倒見の良さ」で専門職育成
 —美作大学・美作大学短期大学部は「食と子どもと福祉」の専門職養成を掲げています。
 2019年度の国家資格試験の合格率は、介護福祉士が100%、管理栄養士は98・8%、社会福祉士も86・8%と私立大学で全国トップクラス。目的意識を持って入学してくる学生が多い上、担任制の下で教員が生活面を含めて一人一人の学生に寄り添い、こまめにフォローしています。退学率が私大平均の半分以下と少ないことも、本学のアットホームさと「面倒見の良さ」の表れではないでしょうか。
 —コロナ禍で学校運営には苦労されたのではないでしょうか。
 感染防止に最大限配慮しつつも、なるべくオンラインではなく対面による授業を心掛けてきました。少人数指導を徹底しているから可能でした。うれしかったのは、アルバイトができず困っている学生を助けたいと多くの寄付や心遣いをいただいたことです。本学は地域のくらしを支える人づくりを理念に設立され、私立というよりも「地域立」という意識を持ち、教員や学生がさまざまな校外活動に加わってきました。産官学連携にも積極的に取り組んでいます。こうした蓄積があってこその支援であり、感謝とともに責任の重さを痛感しています。
 —作州地域で唯一の大学として、今後の方向性をどう考えますか。
 学生は約6割を高知や沖縄、島根、鳥取といった県外出身者が占めており、これもこの地域にとっての地方創生の一つと考えています。一方で、少子化が急速に進む中で、今後も地域で一定の役割を果たしていくには、作州地域からより広く受け入れる必要もあります。本学の在り方は行政の地域づくりと切り離して考えることはできず、こうした観点からの検討が欠かせないと感じています。
 —美作高校は生徒数が地域で最大になりました。
 美作高等学校は勉強面では近年、国公立大学への進学者も増えつつあり、部活動でも徐々に成果が出かけています。また不登校の生徒の受け入れも積極的に行っており、子供たちに幅広い学びの選択肢を提供できるよう努めています。今や高校は社会的義務教育。通信制を含めた不登校への取り組みは地域立学園だからこその責務と考えています。このようなことが地域の方々から支持されているのではないでしょうか。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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