プレミアム倶楽部

2021トップインタビュー




コロナ禍 多角的経営が功奏す
 —貴社の近況をお聞かせください。
 コロナ禍で生活も仕事も一変し、国内外の製造業の景気は一時大きく落ち込みました。昨年春には自動車メーカーの生産調整で当社の自動車部品事業は大幅減産を強いられ、工作機械関連事業も設備投資の様子見が続き受注が伸び悩みました。しかし自動車部品事業は7月以降急回復、受注残に支えられたロール成形機や安定生産を維持した医薬品製造用機器により、全体の業績では影響を最小限に抑えることができました。当社の強みである多角的な経営が功を奏したと言えます。6事業の異なる波が重なり合い、会社全体では何とか仕事を確保。今後も多角的事業運営の良さを生かしながら、各局面に柔軟かつ迅速に対応していきたい。
 —デジタル化への取り組みは。
 以前からIoT(モノのインターネット)やペーパーレス化に取り組んでいましたが、コロナ禍でさらに推進。都市部にある営業所のテレワークはもちろん、工場でもお客さまへの製品紹介や技術打ち合わせで積極的にオンラインを活用。生産用機械の納品前後の実機確認や据え付け調整作業もオンライン化し、お客さまとの対面を避けて納品業務を完了することが可能となりました。AI(人工知能)の活用に関しては、工作機械を使うメーカーさま向けの自動工具保管装置ツールソムリエで工具寿命を予測するAIの開発に着手し、製品化を目指しています。
 —SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みはいかがですか。
 スローガンを「自社のモノづくりと社員一人一人の行動で、SDGsの取り組みを推進し、安心安全で持続可能な世界の実現に貢献します」とし、活動を始めました。自社のモノづくりでは、廃棄物の固形燃料生産に使われる金型リングダイが、廃棄物の再利用・再資源化・減量化、バイオマス発電による再生可能エネルギーの利用促進に貢献。ロール成形機ではEV(電気自動車)の熱交換器チューブ製造用成形機がEVの普及に、海水淡水化プラントのチタンパイプ製造用成形機が水不足に悩む国や人々に貢献しています。社員も、マイバッグやマイ箸の利用、節電、節水、食べ残し無し…といった身近でSDGsに貢献できる行動を、400人全員が一人一つ以上自ら考え実行することで自分事としています。SDGsの活動も加えながら、本業のモノづくりに一層磨きをかけ、これまで以上に世界に貢献してまいります。




クリックで企業、教育機関のウェブサイトを開きます
企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ