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2026トップインタビュー




チャンス逃さずさらなる発展へ
 —近況をお聞かせください。
 昨年は物価高に円安、トランプ関税等の外的要因による生産変動と、当社にとっては厳しい事業環境が続きました。自動車部品事業はトランプ関税の影響を受けて一時減産。また、先行きの不透明感から設備投資の様子見が続き、工作機械用ATC(自動工具交換装置)は伸び悩みました。一方、安定した受注を続けた冷間ロール成形機(パイプや形鋼を製造するライン設備)が予定通りに好業績を維持し、医薬品の供給不足を背景に需要が高まった打錠機(錠剤製造機械)が生産増となって業績を押し上げ、環境関連機器も安定した生産で収益を確保しました。高市政権が掲げる17の戦略分野への重点投資により今後、さまざまなチャンスが出てくるものと思いますが、そうしたチャンスを逃さないよう、当社の強みである多角的経営と磨き続けてきた技術力を生かしながらさらなる発展へと結び付けていきたいと思います。
 —AI搭載製品について。
 二つの事業分野でAIを搭載した製品を販売しています。一つは錠剤製造用金型の検査装置。人が顕微鏡で目視検査していた金型先端部の欠けや割れ、摩耗といった異常をAIに検出させることで作業負担をなくすことができます。もう一つは切削工具の刃の欠けや摩耗を判断したり、刃の摩耗状態から寿命を予測したりすることができるAIを切削工具の自動保管装置に搭載。多くの引き合いをいただけるようになり、次々に商談が進んでいます。
 —健康経営の取り組みは。
 毎朝のラジオ体操実施で健康維持を図ったり、年1回の体力測定により社員が自身の健康状態を認識し、必要な改善策を講じることができるようサポートしたりしています。こうした取り組みが評価され、7年連続で健康経営優良法人(大規模法人部門)に認定され、2年連続でスポーツエールカンパニーにも認定されました。
 —岡山工場の事務所棟の新築移転について教えてください。
 岡山市中区にある岡山工場の事務所棟の新築工事が完了し、昨年9月に移転しました。新事務所棟は事業継続体制の強化を目的に南海トラフ巨大地震等の大規模災害に備えて耐震性能を高めるとともに、情報セキュリティー対策として入退室管理システムを採用する等、機密情報や重要データの管理を徹底し、物理的なセキュリティーを大幅に強化しました。




企画・制作/山陽新聞社メディアビジネス本部
※2026年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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