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2025トップインタビュー




好調維持し飛躍の種まきの年に
 —昨年度は業績好調とお聞きしています。「メーカーを目指す」新たな動きについてお話しください。
 昨年度は半導体関連の工場建設が全国的に活況だったことを受け、非常に好調でした。思わぬ売り上げ増となり、利益にもつながりました。活発な設備投資の動きや、お客さまのニーズに対応するために、昨年8月より技術者を迎えてウエハー洗浄関連装置の製造に着手しました。今後は人材を確保し、周辺業者との連携を深めつつ製造部門を増強しようと思います。
 —社員の心と身体を守るための取り組みに継続して力を入れています。
 当社にとって、技術と人はかけがえのない財産です。優れた技術を持っていても体や精神が健康でないと存分に力を発揮してもらえません。社員が心身の健康を保ってくれることが会社にとって一番必要なことだと考えています。そこで、毎月トレーナーを招いてヨガや体操の指導をしてもらうほか、身体の振動の乱れを臓器ごとに解析することで未病に気付く「ボディリポート」を社員と配偶者が受けることで健康意識を家庭で育んでもらっています。
 —地域貢献の目的で、地域への情報発信を行われています。
 新社屋2階に、国道に面した大型のLEDビジョンを設置し地域向けの情報発信ツールとして活用していただいております。現在発信しているのは倉敷市の観光案内や消防局の団員募集、岡山県内の高校PRなど県内の情報が中心です。当社がスポンサーを務めるサッカーJ1「ファジアーノ岡山」、玉野市のビーチサッカーチーム「ハレクティオ岡山」をはじめ、倉敷市内の女子バレーボールチーム「倉敷アブレイズ」といった地域スポーツチームの情報も無料配信しています。役立つ情報発信で地域貢献につながればと考えていますので情報をお待ちしています。
 —本年度の目標や抱負を。
 人事面ではポスト管理職を育てることが大きな目標の一つです。「自分たちがこの会社をどうしたいのか」という明確な気持ちを持って取り組める人が部署横断的なチームを組んで意識を高めてくれればと思っています。また、育休を経た社員を総務部の人事専任にし、女性・子育て目線で社員に寄り添える人事を行っていきます。技術面では3D設計を軸に見積もり・発注・完成検査の自動化に着手します。順調な業績を維持するためにも、本年度を飛躍の種まきの一年にしたいと思います。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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