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2021トップインタビュー




急発進防ぐ「アイアクセル」
 —売り上げのほぼ半分をコインパーキング事業が占めています。現況をお聞かせください。
 当社は駐車場管理システムのほかに、子会社で駐車場経営も手掛けていますが、2020年12月期はやはり新型コロナウイルス禍の影響を受けました。ただ、車止めを地中に収納する「ゼロフラップ」は好評で、継続して注文をいただいています。従来型のようにアクセルを踏んで車止めを乗り越える操作をしなくてよいため、運転が苦手な女性にも優しい。成長分野として今後も力を入れていきます。
 —自動車の事故防止では、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を防ぐ補助装置「アイアクセル」も取り扱っています。
 対応車種を増やすために設計を見直して昨年9月に国土交通省の性能認定を受け、本格的な販売に乗り出しました。生活に車が欠かせない中山間地域のお年寄りが安全に運転できるよう、いわば社会貢献として始めましたが、反応は良く、高齢者教習の際に体験してもらおうと試乗車を置いている自動車教習所もあります。
 —「健康経営」を掲げ、昨年稼働した新工場に食堂やスポーツジム、坐禅(ざぜん)道場を設けました。
 食堂のメニューは管理栄養士が監修し、スポーツジムはインストラクターが一人一人に合ったプランを組んでいます。「食」「体」だけでなく、「心」の健康のために開いている「坐禅道場」は月1回、岡山市の曹源寺から住職と副住職に来ていただき、全社員が指導を受けています。集中力が養われているようで事故やけががなくなりました。食堂とスポーツジムは地域住民にも開放しています。
 —働き方改革にも積極的に取り組まれていますね。
 中小企業基盤整備機構のアドバイザー派遣を受け、5SとITを活用した業務効率化に取り組んできました。いまや生産現場には図面も日報もありません。営業活動では電話やメールなどを用いた「インサイドセールス」を取り入れたところ、お客さまにとっても手間が省け、受注につながっています。社長就任の翌年にリーマン・ショックに見舞われた経験から進めてきた種々の改革が、コロナ禍の影響を最小限に食い止めていると手応えを感じていますが、さらに気を引き締め、経営理念に掲げている「お客様と従業員の物心両面の幸福」を追求していきます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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