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2021トップインタビュー




グループ4社 HDで結束新た
 —電気設備業界と貴社の現況をお聞かせください。
 コロナ禍の下、インバウンド(訪日外国人客)需要の激減で東京や大阪エリアではホテル建設が相次いで中止となるなど業界は厳しい局面です。各社とも手持ち工事量はありますが、状況が長引けば激しい競争の時代に入るでしょう。現状、営業努力により、岡山での受注が堅調に推移しています。
 当社の昨年9月期の業績は、社員の努力により、前年並みの売り上げを確保できました。太陽光事業は、当社業績の下支えができるようにもなりました。また、売上高のほか技術力、財務・収益力などを加味した経営事項審査で1300点台を維持することができるようになり、今後の公共工事の受注に期待しています。
 —貴社の太陽光発電事業は大規模で知られています。
 自社発電所の発電量は現在、約60メガワットですが、将来的には160メガワットを目指しています。自社分と他社から保安、O&M(運用・保守)を請け負っている発電所を合わせると、全国約50カ所で約500メガワット。今年中に新たに3カ所、約280メガワット増え、目標の1000メガワットに近づきます。第二本社ビルのコントロールルームで、各発電所の発電データの分析やライブ映像でリアルタイムに管理しています。
 太陽光発電は脱炭素社会を目指す政府の「2050カーボンニュートラル」政策で改めて注目されていますが、これからは山地などを切り開いて大規模な発電所を開設するのではなく、工場や事業所などが屋根や敷地内に設備を併設し、発電した電気は自家消費する形になると考えています。当社が今まで培ってきたノウハウを生かして円滑な受注、施工をするために社内で勉強会を立ち上げました。
 —昨年は旭電業、朝日管工、旭メンテナンス、暁電業の4社を傘下に置く持ち株会社・旭ホールディングスを設立されました。狙いをお聞かせください。
 朝日管工は空調・衛生関連工事、旭メンテナンスは機械式立体駐車場・太陽光発電設備の保守管理、暁電業は電設資材等の販売がメインで、それぞれ半世紀を超す社歴を刻んできました。各社の専門性を高めるとともに、競争力の強化を図るため、持ち株会社体制に移行しました。将来的には人事交流も考えています。4社の風通しを良くし、一つの企業文化がつくれるよう全力で取り組みます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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