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2021トップインタビュー




100周年 感謝込め地域発展へ
 —4月1日に創業100周年を迎えられました。
 この大きな節目を迎えることができましたことは、さまざまなステークホルダーの皆さまのご支援、ご厚情のたまものと深く感謝申し上げます。1921(大正10)年、初代荒木清志が個人で創業して以来岡山の地に根差し、総合建設業を生業として街づくりに従事してまいりました。折しも創業当時は全世界でスペイン風邪が流行。関東大震災も発生し、混乱と試練の時代でしたが、100年後の今、同様にコロナ禍のただ中にあることに時の巡り合わせを感じます。周年事業としては荒木家に由緒がある御神幸をはじめ内輪でささやかに執り行い、記念式典は社員と協力企業さまのみをお招きして今秋実施の予定です。そろいの刺し子柄法被をまとい、決意新たに次の時代を目指す起点としたいと思っています。
 —昨年度、コロナ禍で受けた影響はありましたか。
 感染者数が拡大し始めた4月には緊急事態宣言への準備を完了し、テレワークや時差出勤に備えました。感染状況に合わせて柔軟に展開し、換気対策だけでなく、現場にも二酸化炭素検知器を設置して空気状況を常に監視するなど感染防止対策を徹底しています。協力企業さまに対する独自の融資制度も3月に立ち上げ、金融機関に働きかけることで先手先手で対応。その後国の制度も重なり、コロナ禍による最悪の事態は免れることができました。今冬の一部地域緊急事態宣言再発令の中でも経済は一見順調です。しかし本格的な回復に至るかは不透明で、長期化する様相を呈してもいるため安心はできません。今後どう変化しても瞬時に対応できるよう準備を進めたい。
 また、2月の西大寺会陽の祝い主を27年ぶりに務めさせていただきましたが、規模縮小となってしまったことと、先代を昨年8月の逝去により100周年の節目に立ち会わせることができなかったことが残念でした。
 —今後取り組まれることは。
 建設業界の人材不足が恒常的となっている現状に効果的な対策を練る必要があるでしょう。働く意義があり「カッコいい」という意識を早急に醸成しなければ、根本的解決にはなりません。協力企業さまと品質向上を目的に設立した「アラキ・アカデミー」でも、管理能力や人材の育成、さらに業界に特化した独自採用ノウハウのカリキュラムを実施し“本気”で取り組みます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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