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2025トップインタビュー




事業通して社会課題を解決
 —近況をお聞かせください。
 当社は「社会課題の解決に貢献する」を使命に、産業廃棄物処理業を中心に不用品回収、空き家解体、不動産売買や住宅リフォーム、農業事業などを展開しています。
 事業の中ではリサイクル関連が好調で、来年にはハイブランドのリユース店を出店予定です。昨秋は地域貢献イベントとして、グルメやライブなどが楽しめる「インテックス祭」を岡山市サウスヴィレッジで開催し大盛況でした。今後も毎年開催したいと考えています。
 —エコビレッジ「牛窓TARI」産のスイーツが注目されています。
 牛窓TARIは2022年に循環型社会の実現を目指して瀬戸内市牛窓町にオープンした施設で、施設内の農場では廃木材のチップを活用しバナナやカカオなどの温室栽培に取り組んでいます。無農薬で栽培するバナナは濃厚な味わいで風味が豊かと好評で、4月にはJR東日本の高輪ゲートウェイシティ開設イベントに加工品のスイーツと共に出展します。季節に合わせたイベントも随時開催しており、おかげさまで大きな反響をいただいています。
 —農業事業に一層注力されるそうですね。
 岡山市内にも新たな農場を確保し、今年はバナナとカカオの栽培に本格的に取り組みます。収穫したカカオを使い、岡山産チョコレートを作るのが目標です。バナナ栽培では「間引き」で廃棄されるブドウを土壌に入れて糖度を高められないか研究中。農業事業は高齢者や障害のある方の雇用を創出できるため、さらに注力します。また、瀬戸内市からは年間200トン廃棄される使用済み「かきイカダ」を燃料として再利用できないかという相談も受けています。こちらも地域の課題解決の一つになればと挑戦する予定です。
 —人材育成、また今年のテーマをお聞かせください。
 社員の皆さんには、自らの仕事は単なる生活の糧だけでなく「社会課題の解決に貢献している」という認識を持ってもらいたいと考えています。そのため年2回グループ全社員と社長面談を行って目標設定を確認。経済雑誌を配布してリポートを提出してもらうなど社員教育に注力しています。今年のテーマは「仕事に感動を作り出そう」。各職場での仕事を通してお客さまに感動を提供するため、社員一同、常に新たなことに挑戦していきます。




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企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2025年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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