プレミアム倶楽部

2021トップインタビュー




AI活用の新製品開発に注力
 —機械部品メーカーとして知られていますが、全く新たな分野でも事業を始めておられますね。
 社会全体でノープラスチックの取り組みが強まる中、使い捨てのプラスチックストローを減らしたいと「食物由来ストロー」の開発を始めました。材料について特許出願し、今は最終試作の段階です。早く量産化の態勢を整えて今夏までには発売し、当社のオンリーワンの製品とする計画です。国連の主唱するSDGs(持続可能な開発目標)にも合致し、状況を見ながらスプーンやフォークなどにも広げていきたいと考えています。
 SDGsでは「ジェンダー平等を実現しよう」「気候変動に具体的な対策を」など17のアイコンごとに当社の取り組みを紹介する文言を付け、本社工場内に掲げ、社員の意識向上を図っています。
 —AI(人工知能)を活用した新製品の開発に注力されています。
 一般産業用向けのさまざまなアッセンブリー部品を主力に自社開発したミニ耕うん機や電動運搬車などを製造し、市場で高い評価を得ていますが、現状に甘んじていると厳しい競争に勝ち残れません。モノづくり企業としてさらに発展するには技術開発への絶え間ない挑戦が欠かせず、そこにAIを活用していきたいと考えています。開発は「こんなものがあったら便利だろうな」というユーザー目線が基本になります。担当部門の社員には「自由な発想」と「失敗を恐れるな」と強調しています。新たに生み出す製品は従来の事業分野とは全く異なる分野のものになるかもしれません。
 またAI導入はソフト開発力の強化が必要で、国内のほか中国、ベトナム、台湾で開発拠点を選考中です。M&A(合併と買収)や技術者のヘッドハンティングも行っていきます。
 —中長期の成長計画を策定されています。
 社内の経営会議のメンバーが1年ほど前から策定に当たり、5年後、10年後の当社のあるべき姿を描きました。10年後までに現本社・工場用地を拡充し、本社ビルや開発棟、工場棟などを新設、整備します。実現までには土地利用上の課題も残っていますが、速やかに解決して実現したい。これにより現在の年間売上高160億円(グループ単純合計)を5年後に200億円、10年後は230〜250億円に伸ばしたいと思っています。




クリックで企業、教育機関のウェブサイトを開きます
企画・制作/山陽新聞社広告本部
※2021年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

>>山陽新聞プレミアム倶楽部トップへ