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2026トップインタビュー




大学と地域連携 未来に貢献
 —大学コンソーシアム岡山の会長としての2年間を振り返ってください。
 大学コンソーシアム岡山の会長として、県内大学人に加え、経済界や自治体の皆さまと議論を重ねてきた中で、若者の県外流出という課題が、数字以上に深刻な構造的問題であることが明らかになりました。企業の人材確保の難しさや、学生が地元岡山の魅力を十分に理解できていない現状など、大学だけでは解決できない課題が浮き彫りになりました。
 こうした課題に向き合うためには、大学・企業・自治体が一体となって地域課題の解決に取り組むことが不可欠です。本学でも県内の10市町村と包括協定を締結し、課外活動であるフィールドスタディを通じて、学生が地域の現場に入り、自治体と協働しながら課題解決に挑む取り組みを進めています。実践的な学びは、学生の成長だけでなく、地域の活性化とその理解にもつながると感じています。
 また、文部科学省でも「地域大学振興」に関する有識者会議が開かれ、大学が地域とどう連携し、どのように地域の未来に貢献していくかが今後問われてきます。コンソーシアムとしても、これらの議論を踏まえ、岡山の実情に合った具体的な施策を形にしていく段階に入ったと考えています。
 —学生の活躍や、今年度の大学の動きについてお聞かせください。
 学業とともにスポーツの分野でも力強い活躍を見せています。中でも射撃部の中山惇之丞選手は、国民スポーツ大会での連覇、全日本選手権での優勝、日本代表として世界選手権に出場するなど、国内外で目覚ましい成果を上げています。山陽新聞体育賞受賞は、本人の努力と地域の皆さまの温かい支えの賜物(たまもの)であり、大変誇らしく感じています。また、ウエイトトレーニング、剣道、弓道、柔道、卓球、陸上競技など、多くの部活動が全国大会で優れた成績を収めており、学生一人一人の努力と、指導者・地域の皆さまの支えに深く感謝しています。
 今年度は新校舎に続き管理棟が竣工(しゅんこう)し、お披露目を兼ねた記念式典を開催する運びとなりました。新たな学びの場が整い、学生がより主体的に成長できる環境が整ったことを大変うれしく思っています。学生が自らの可能性を信じ、夢に向かって挑戦できる大学であり続けられるよう、教育・研究・地域貢献の充実に努めてまいります。




企画・制作/山陽新聞社メディアビジネス本部
※2026年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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