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2026トップインタビュー




営業力高め収入アップに注力
 —御社の現況について、お聞かせください。
 大ヒットした「ヤクルト1000」がピークアウトした影響もあり、昨年は売り上げが若干減少しました。しかしこうした時期だからこそ、社員が同じ方向を向き、互いを補い合う人間関係の重要性を再認識する機会となり、足元を築き直すことはできたと思います。岡山県南に広がる26営業所の社員が本社に集まる会議は頻度を増やし、週3、4日実施。顔を合わせて情報交換することで社員らに安心感が生まれ、現場の活性化につながっています。主に量販店や自販機を担当する直販部門も新規開拓に意欲的に取り組み、病院、高齢者施設、学校給食の売り上げが増えました。
 —ヤクルトレディの営業力強化に注力されています。
 コロナ禍や商品不足のため、約3年間ヤクルトレディは営業活動を控えざるを得ませんでした。そのため2年前からコミュニケーション力向上を目的としたさまざまな研修を行っています。さらに営業所をまとめる社員の育成にも力を入れ、コロナ前までの営業力への回復を図っているところです。
 また、昨年はキャッシュレスの導入も進み、一部の地域を除いて可能になりました。地域により普及度の差はありますが、お客さまの購買意欲や選択肢も増えるため、引き続き推進していきます。
 —ヤクルトレディの仕事の魅力を教えてください。
 自由度が高く、努力が収入にそのまま反映する点が魅力です。当社の約320人のヤクルトレディは20代から70代まで幅広く、収入には格差があります。最高収入の方はまさに「地域のコンシェルジュ」と言える存在。商品の販売のみならず、健康の相談や地域の情報交換など、お客さまの話題に即応できる方です。地域密着のきめ細かな対応と、お客さまからの信頼度の高さがそのまま収入につながる仕事だと言えます。
 —収入アップ、労働環境づくりにも力を入れています。
 ヤクルトレディの収入補償制度の金額を引き上げ、安心して働ける仕組みを強化します。労働環境の改善も急務です。今年は2〜3カ所の営業所をリニューアルし、働きやすい職場づくりをスピーディーかつアグレッシブに進めていきます。




企画・制作/山陽新聞社メディアビジネス本部
※2026年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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