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2026トップインタビュー




70年の原点、次なる飛躍へ
 —昨年、「オハヨー牛乳」を全面リニューアルされました。
 当社の原点である「オハヨー牛乳」は、おかげさまで発売から70年。今回のリニューアルでは「つながり」をコンセプトに据え、私たち自身が生産者と生活者の間に立ち、酪農やミルク本来の価値を広く伝える架け橋になるという決意を込めています。新しいパッケージデザインは多方面から高くご評価いただき、私たちの想(おも)いが着実に届いている手応えを感じています。
 —岡山と東京にオープンした直営店舗も大きな話題となっています。
 これまでは主に小売店を通じてお客さまに商品をお届けしてきました。しかし、ミルクの価値をより多角的に伝えるためには、既存の枠組みを超えたアプローチも必要です。新たな取り組みとして、昨年5月に岡山市サウスヴィレッジ内に「OHAYO GROUNDS」を、12月には東京・吉祥寺に「Shiroノmono」という直営店舗をオープン。ミルクの良さを最大限に引き出した限定メニューを提供しています。飲食するだけでなく、その時の会話や空間を含めた「記憶に残る体験」、そして「新たな出会い」を提供することで、五感を通じてミルクの可能性を実感していただき、牛乳や乳製品の新たなファンを醸成していきます。
 —これからのメーカーの存在意義をどう捉えていますか。
 メーカーの使命は、創意工夫によって「新しい価値」を提案し続けることにあります。その象徴が「アイスを焼く」というこれまでにない発想を自社のノウハウと技術力で具現化したプレミアムアイス「BRULEE(ブリュレ)」です。さらに、現在は乳業の基盤となる技術開発も進めており、今年度内には国内初となる乳処理設備の導入も計画しています。生乳をさらに高品質なものへ進化させ、地元・岡山の豊かな恵みを全国、そして世界へつなぎ、驚きと感動をお届けします。
 今年度は次なる飛躍を見据えた「新中期経営計画」のスタートの年でもあります。海外展開は、アジア圏での販路拡大を強化するとともに、北米やヨーロッパへの進出も見据えて取り組みを加速。また、販売チャネルの多様化としてEC事業も本格的にチャレンジし、よりダイレクトにお客さまとつながる仕組みを構築します。「OHAYO」ブランドが世界中で愛される未来を目指し、歩みを止めることなく、乳の新しい価値を創造し続けます。




企画・制作/山陽新聞社メディアビジネス本部
※2026年4月1日付 山陽新聞朝刊別刷り特集に原則掲載したものです。
※役職名や内容は原則取材時のものです。

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